東京都青梅市にある「吹上トンネル」は青梅と成木の間にある吹上峠を超すためのトンネルです。
現在は県道53号線が綺麗なトンネルの中を僅かな時間で結んでいますがこのトンネルには別の顔があります。
まずは青梅側からトンネルに入るほんの少し手前に右へ分岐する道があるのですがこれがいわゆる旧道。
こちらが旧吹上トンネルの青梅側。実はきちんと電灯も生きている。しかし入り口には車止めがされている事もあり
歩行者、自転車の専用道路となっている。まぁ出口も見えているので大した事は無いが湿気があり周囲に人っ気が無い
事から夜間の一人通行はちょっと不気味であると思う。撮影中もここを通る人は現れなかった。
トンネルの中間地点から成木方面を撮影したもの。赤く染まるサイドの石が良い雰囲気だ。
そしてやはりメインは旧々吹上トンネルだろう。このトンネルの青梅側の入り口はちょっと離れた所にあり判りにくい。
通りを歩いて行くと数件の民家が存在する。このトンネルは心霊スポットとして有名なので若者が来る事があるのだろうか。
民家のちょっと先の道には「かえれ」とスプレーで書かれていた。帰れと言われると・・・ねぇ(笑)。
そして更に進んで行くと廃屋が現れるでは・・・。何でもこのトンネルを作っていた人の宿泊場も兼ねていたとか。
工事で人が亡くなったとも噂がありますが本当の所はどうなのか。写真では夜みたいですが実際は「夕方」です。
更に先に進むとトンネルが顔を出します。このトンネルを訪問したのは2002年11月なのでデジタルカメラも初期のコンデジ
であり三脚も使用していない事から「真っ暗」な画像しか手元に残っていません。また写真は南口(青梅側)入り口ですが
北側(成木側)の方は獣道と化している様です。尚2009年には入り口が完全に塞がれてしまい通行は出来なくなっています。
周囲に街灯は無くかなり怖いです。興味ある方は廃屋での1泊2日コースに出てはいかがでしょうか?。
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