磐越西線撮影記


2006年8月に磐越西線の撮影に出かけてきました。本命は「SL磐越物語」なのですが非電化の路線なんて
関東ではなかなか見る事が出来ないのでそれらを纏めて撮影しに行ってきました。このページはその撮影記となっています。

5日23:00に千葉を出発、湾岸線→東北自動車道を走って一路郡山を目指します。途中のPAで夜食を取ったくらいで
ほとんど休息は無しで走りました。今回の車も私のチェイサーですが車高が低すぎる為に撮影では無理がある事が良く判りました。



東北自動車道から磐越道に入り「西会津」で下車。ここまで3時間30分から4時間くらいかけて来ました。まずは近くの
駅である「野沢駅」に行ってみました。写真が野沢駅です。AM4:00ですが電灯が点いていました、虫がもの凄いたくさんいます。



駅のすぐ近くに「道の駅」があるのでしばし仮眠し朝を待ちます。この時期4:00で空が明るくなるかとも思いましたが
霧が多く湿度があり気持ち悪かったです。写真は道の駅の前を走る国道49号線。天気予報は晴れの予想ですが朝昼の温度差が霧を生む様です。



さて車を見るとXLさんが居ません。拉致されたかと思い施設内を捜索してみるとベンチで寝て居るでは。車内より外の方が涼しかったです。

全員が起きて朝ご飯を食べようと「ドトールコーヒー」や「マクドナルド」を探しますが見当たりません(笑)。車で一度会津板下
方面へ戻りファミレスorコンビニを探します。かなり走りやっと一軒のセブンイレブンを発見。無駄に広い駐車場が田舎の証。
丁度近くを只見線が走っているので20分後に来る電車を練習がてら撮影して見る事に。この時点で青空が出て来ました。



写真は電車が走り去った後の撮影ですがこんな所を気動車が走るのですからそそられます。線路は雑草がもの凄くイイ感じになっていました。
一つ間違えると「廃線」かとも思ってしまいます。この列車の後は1時間30分は来ないのでココで朝ご飯を食べて磐越西線のロケハンに出かけます。



まずは近くの「荻野駅」へ。珍しく有人駅でした。時刻表によると数十分後に汽車が入線してくるので用意なんぞを。
そう言えばこの駅の近くの民家の駐車場に気合いの入った81クレスタが停車してました。リアに34GT-R純正ホイールを履いていて
フェンダーが綺麗に加工されていました。このあと阿賀川に沿ってロケハンをして行き汽車が来る時間には撮影、という繰り返しをしていました。



写真は「荻野-尾登」間のカーブ。なかなか良い感じなんですがSLが走る時間では逆光になってしまう為に断念し普通のみを撮りました。
この後も色々とポイントを探し廻り最終的にはいづみさんが鉄橋下に、私とXLさんはS字カーブを登ってくるコーナーに決めました。
初めは誰も居なかった沿線にもポツポツと人が集まりだして来て(結構有名なポイントだったのかも)来るべき時を待ちます。



長玉レンズを装着していたのでデジタルカメラにはワイドを装着しフレームアウトと共にデジタルでも撮影して見た1枚です。
万が一スチールが失敗していたらこれだけになつてしまいますが・・・(笑えない)。この汽車は会津若松行きで3時間30分後に
新潟行きとなりこの場所に帰ってきます。この間に再度ロケハンをします。夕刻の太陽の位置と汽車の頭を捕らえるべく探しますが・・・。

結局復路もいづみさんは1人で、私とXLさんは山から俯瞰目で撮影する事にして車で移動、別行動になりました。下写真が我々のポイント。



16:10にSL磐越号が鉄橋を通過し撮影は終了、撤収します。私といづみさんは東京・千葉へ帰りますがXLさんは現地でバレて磐越西線に乗り
実家へ向かい夏休みを過ごされるとの事なので朝居た「野沢駅」に向かいます。17:33の電車に乗る事になっていますが時刻表を見ると
次の電車はなんと最終で19:30でした、恐ろしや磐越線。XLさんは切符とビールを購入すると廃ホームへと向かいました。下は野沢駅に到着した汽車。



XLさんと涙のお別れをして我々は近くにあるスパ施設に行き風呂に入りました。今日は天気が良すぎて暑いを通り越してたので気持ちのいいこと。
帰りも行きと同じコースを取りましたが「眠気」の為に小休憩を2回取り千葉まで帰ってきました。私は自宅に25:30着でした。

今回の走行距離は約1000Km。何時もの近場と違い福島県会津は遠かったです。本当は運転も交代出来ればいいのですが極度の車高短の為に慣れて
いない方に運転させるのは気を使わせて悪いので一人で行いました。ここら辺は次回の課題でしょうか。完成したら鉄道のある風景に掲載いたします。




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