Cliff Burton

クリフ・バートンはMETALLICAの初代ベーシストだった。彼のベースは1st〜3rdで堪能する事が出来る。
特に1stアルバム「Kill'em All」の5曲目に入っている「Pulling Teeth 」は珍しいベースソロが聴けてそのまま名曲
「Whiplash」へ続いていく。下の写真はそのMETALLICAの1stジャケットと裏ジャケのメンバーの写真です。とにかく若い!。



私が高校に入学して「スラッシュメタル」にのめり込んだきっかけは彼らの2ndアルバムである「Ride the Lightning」
だった。とにかく早く切り刻んでくるギターに興奮した物だった。このアルバムをきっかけに当時スラッシュ界の三羽カラス的存在
のANTHRAX・SLAYER等を聴き始めた。またへヴィメタルを聴く者は自然に「BURRN」誌を買うのだが当然私も買った。1987年の
正月号が私のBURRNデビューであり表紙はJAKE E.LEEであった。しかしその前の月('86 12月号)にとんでもないニュースが掲載されていた。



上はそのBURRN誌のニュースコーナーのトップに掲載された物です。ショックでした・・・。その内容を簡単に書くと1986年の9月27日
の午前にスウェーデンからデンマークまでコンサートバスでの移動中に「LJUMGBY」という町に差し掛かった時にバスが凍結した道路に
タイヤを取られスリップ、路肩に突っ込み停車するも一番最後部に乗っていたCliffだけが窓を突き破り車外 に放り出され即死だったという物。

25歳という若さで逝ってしまったCliff。あの事故から丸20年が経ち今のMETALLICAしか知らない人は「CLIFFって誰」と思っているんだろう。
今「Kill'em All」を聴いてこのページを作成しているけれど本当に凄いベーシストだったと思う。後任はFLOTSAM&JETSAMの
ジェイソンニューステッドになりその後はメンバーチェンジも無く続けているMETALLICA。キャリアもかなり長いですね。



上のジャケット、左が私がハマった2ndで右が3rd。音楽性は1st・2ndとそれ以降ではかなり異なっていて前者は早さ勝負、後者は曲勝負と言った
感じに仕上がっていますね。2ndアルバムの7曲目には名曲「Creeping Death」も入っていて当時の「PURE-ROCK」では伊藤正則が「ダーイ・・」
なんて叫んでいたのを思い出します。一方METALLICAにベーシストを引き抜かれたFLOTZは皮肉にもそのニュースで有名になってしまいました。



90年代にはこう言った「海○版」も多く出回りましたね。コレは音質・選曲共に中の上かな?。




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