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はじめて買った携帯電話はNTTドコモだった・・・って今もドコモなんだけど。当時は携帯=ドコモみたいな方程式が
出来ていた様な気がします(車=トヨタ・カメラ=ニコン・みたいな笑)。そんなドコモを買ったのも相当前だったり。
1997年版のドコモのカタログ。あれ?、織田裕二ってauじゃなかったっけか。
で、私が初めて買った携帯電話がこの「P201」だった。色はシルバーで当時はこの二色だけだった。と言うのもこの当時
携帯電話を持つのはサラリーマンが主であった為に赤や黄色、ピンクと言った電話を出す事の意味もさほど無かったのだろう。
日本の情報最先端を行く女子高生はこの当時「ポケベル」に夢中だった頃。デザインもシンプルで今と比べると使いやすさは
全然良さそうだし取り説を読まなくてもある程度の機能を理解出来ちゃいそうだった。電話番号もまだ10桁で11桁に変更になる
時はこの機種の場合末尾1桁が入り切らない、といった不都合もあったが通話や使用に問題はなかった。写真を見ても判るが
電話番号登録の名前に漢字が打てづ、全員「カタカナ」という今じゃ考えられないものだったのも懐かしい。
そして今では老若男女がやっている"e-mail"機能も付いていないという電話だった。この当時は"e-mail"と言う用語よりも
"ショートメール"という方が通じた方だった。ある日「ポケットボード」なる物を景品で当てたのだがこの201はそれにすら対応
していなかったと記憶、後に206へ買い替える事になる(ポケットボードはP203から対応していたと記憶)。P206では漢字が使えた
事に感動した覚えがあるのとサイズがグッと小さくなったイメージがあった。
笑えるオプションがこれ。渋滞時にコレでカラオケだって(笑)。こんなのを1時間やったら幾らかかるんだろ。
それに今や当たり前の「カメラ機能」も無いのでシンプルそのもの。smapの中居君も永くコレを愛用していた(る)らしい。
料金プランに至ってはデジタルフォン使用時、プランAで基本料金5,800円+通話料。プランBで基本料3,900円+通話料。
ちなみにプランAとは電話をかける事が多い人向けでBはかけるより受ける事が多い人用に別れたプランの事ですね。
また土日・夜(19:00〜翌8:00)だけしか使用出来ない「ド・ニーチョ」なんて懐かしいプランもありました。これ、平日の
昼間は通話も出来ないし受話も出来ないというもの凄い機能で非常時には何の役にも立たない。誰の為のプランだったのか。
このP201、仕様としては・・・メモリ300件まで入力。短縮ダイヤル20件、リダイヤル5件、音声メモは30"が1件まで
着信音は9種類の中から選べ(SEだけ)るというものだった。取っておけば良かったと思ったが206に機種交換する際に自然と
docomoショップの店員さんに強奪されてしまった。当時は機種変更の際は今使っている物を引き渡すのが条件にあった気もする。
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