ED16を思い・・・

子供の頃のアルバムを見てみると幼稚園児のワシが蒸気機関車と共に写っていた。遠い昔青梅にある「青梅鉄道公園」に
連れていってもらった時のものだった。小学生の時にも友人と一緒に行った記憶があるがコチラは比較的記憶が残っていて
東青梅駅から歩いて坂を上って行ったのを良く覚えている。また帰りに大雨に降られて坂の下にあった寿司屋(現在もあるかは不明)
のれん下で雨宿りをしていたら店主が中に入れてくれて誰も居ない寿司屋のテーブルで土産で買って来たブルートレインのパズルをやっていた。

そんな青梅鉄道公園には青梅線で活躍していたED16機関車の1号車が保存されているので2006年の11月に訪問してみました。
前回の訪問は1980年前後だから25年程経っての今回となります。さてどうなっているのやら。当日の様子を写真を中心に掲載してみます。



入場料100円(安い)を払い左手へ進むとまずC51がお出迎え。



C51の隣に肩を並べて並んでいるC11型蒸気機関車。



そしてこれが目当てのED16機関車。格好良すぎます、このデッキが何とも・・・。



ED16の正面とサイドのプレート。1号機である事を示しています。



この角度がとても格好いいです。以下鉄道公園内にあった説明文です。

ED16形式は昭和6年に開発され18両製作されました。現役の電気機関車としては国鉄最古の形式で当初は中央線「八王子-甲府」間
上越線「水上-石打」間で活躍していましたが昭和40年以降全機が立川機関区に集結し南武線、青梅線を主体に貨物輸送の主力となって
半世紀の永きにわたり活躍しました。このED16-1号機は昭和55年9月末まで使用されましたが10月の時刻改正により
現役を退き、昭和55年10月14日に「準・鉄道記念物」に指定されました。

子供の頃は青梅線とはあまり縁がありませんでしたが南武線は母親方の両親が登戸近辺に住んでいたので時折利用していました。
時折来るホッパー車を牽引していたのはED16でした。当時は西国立駅の裏に機関区がありましたが現在はマンションが建っており跡型もありません。



説明文章のプレートが建っていて詳しい説明が書かれていました。



現在デッキを持った機関車なんかも見なくなってしまいました。かつては新宿駅でも見られたんですが。

この青梅鉄道公園は入場料が100円ととてもリーズナブルです。駐車場も広く無料です。
公園と書いてある通りで中央の建物の廻りに色々な乗り物が展示されており中には運転席に座れるものもあります(D51など)。
階段を下りて行くと新幹線コーナーがあり初期型の新幹線の運転席にも座る事が出来ます。下のリンクで建物の中もちょっとだけ紹介してみます。




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