さよなら富士・はやぶさ
2009年3月14日のダイヤ改正により東京駅発着のブルートレインが姿を消してしまった。かつては何本もの列車が発着していた東京駅
からのブルトレ消滅はかなりショックな出来事である。子供の頃に憧れていた「青い客車」は新幹線のスピードアップと高速道路の整備
にその役目を譲った訳だがやはり夜行列車という一つの旅の方法が無くなるのはなんか切なく感じてしまう。大きくなったら乗ろうと
思っていたあの頃だが実際社会人になるとなかなかブルトレで旅行する機会も時間もなかったりする、でも無くなるのは酷いと思う。
ブルトレの最も盛んだった時期は昭和50年代だろうか。東京駅からは「出雲」「あさかぜ」「さくら」「みずほ」「富士」「瀬戸」「はやぶさ」が
出ていたが時代を重ねるごとに次々と消滅していった。最期には「富士」と「はやぶさ」を併合運転とし門司駅で分割という方式を取って
運転をしていましたが時間とお金のかかる旅を楽しむ人が少なくなったのか末期には空席が多く目立っていました。
そんな東京駅から出ていたブルトレの懐かしのヘッドマーク達を並べてみました。子供の頃に書いた人も多いのでは!?。
列車が走っている時は何ともないのにいざ廃止と決まると急に混雑する所は昔から変わっていない様で東京駅10番線も以前は見送りの
人しか居なかったのに最終便が近くなるにつれて人が多く集まって来る様になりました。最期の東京駅はすごかったみたいです。
そんな訳で何枚かの写真を掲載して別れを偲びたいと思います。上野発着のブルトレ「北陸」「あけぼの」にはがんばって欲しいです。
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