福島臨海鉄道

福島臨海鉄道は常磐線の泉駅から小名浜まで伸びる専用線です。東邦亜鉛専用線も
この路線を通り常磐線へ入っていきますが今回は小名浜港へ続く線路を追ってみたいと思います。




路線図のマップですが2011年3月の東日本大震災の影響で小名浜駅が被災し配線の変更が行われたり
駅舎の移動や駅移設なども有りました。有名だった腕木式信号機も'15年初頭に姿を消してしまいました。



国鉄時代を彷彿させるコンテナが置かれている「福島臨海鉄道」の泉駅。



広い構内側線を持つ泉駅。画面左奥方面が港へ通じている線路。



線路は集約されカーブを描く形状になります。奥の○印が泉駅です。
福島臨海鉄道もディーゼル機関車により牽引の為に架線柱が有りません。



延びる線路。奥が小名浜駅です。



福島臨海と言えばこのストレート上に立つ腕木式信号機が有名でしたが2015年初頭に廃止されました。



訪問時期が4月とあり桜が咲いていました。このカーブで常磐線を潜ります。



常磐線を潜ると角度を変えて一路港方面へと向います。



ここらの踏切は所謂「第4種踏切」となっており出入り自由です。



道路下、なんかギリギリを走ります。この踏切名は「水道部」とな。



貨物時刻表を見ると撮れそうだったのでコンテナを撮ってみました。
なめていました。結構長い編成でした・・・。レンズチョイスをミスってこんな写真になってしまいました。



富岡踏切より小名浜港方面を望んだところ。



藤原川を渡る線路。近代的なコンクリート橋はちょっと残念でした。



川を渡り線路はクイッと右へ曲がり写真の手前の方へ進んでくる。
いかにも臨海鉄道のディーゼルが通りそうな小さなトンネル(ではないが) である。



線路は更に奥へ進んで行くが藤原川を過ぎると工場色が強くなる。



先で東邦亜鉛専用線と並走する形になる。こう言うスタイルな故に
東邦亜鉛の貨物はスイッチバックをしないとJR線へ入る事が出来ない。



小名浜駅へ延びる線路。複線に見えるが単線の平行、と言う言い方が正しいのかな。



先ほど撮影した機関車がコンテナを引き戻ってきた所を1枚。カナりんは青・フクりんは赤。



去りゆく機関車とコンテナ。そしてそれらを囲う工場地帯。枕木は木、柵は枕木。



工場地帯を走る幹線道路も踏切で超える。左が泉駅で右が小名浜駅という構図。




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