東京都港湾局晴海線(3)

前回訪問から約半年後の現地の様子を取材してきました。



この廃線の代名詞と言うべき春海橋はそのままです。
理由があって取り壊しが出来ないのでしょうからモニュメントとして保存しちゃえば、とは外野の意見。



この橋のスタイルは非常に美しいですね。



橋の晴海側です。フェンスが見えますが先の線路も有りそうです。



しかしセメント工場入口の踏切に線路はあるものの途中は撤去されていました。
この写真の奥が春海橋となっており2003年撮影時には複線に分岐する転轍機もありました。



同踏切より晴海方を見ると工事フェンスがされていて中へ入れません。



以前は枕木や取り払われた踏切が転がっていた場所は整地されて綺麗になっていました。



以前は林の中に埋もれていた機関庫の裏手を通っていた線路だけが
こうして残っていました。この線路が「大踏切」を渡る線路です。



転轍機が無造作に転がっていました。持ち帰って庭に置きたい一品です!!。



丁度機関庫の裏手部分になります。以前は見られなかった所があらわに。



こんなお宝も転がっていましたっけ。



大踏切部分です。既に踏み切りはありませんが初めて訪問した時はまだ有りました。
奥の空いているスペースが機関庫のあった所ですが解体されています。



180度振り返り晴海方面を向いたものです。



緑色のシートの奥にかろうじてヤードの線路が残っていたのは嬉しかったです。



現存しているヤードの線路全体はこの様な感じです。



ゴミ投げ入れの看板は線路現役時からの物でしょうね。



かつてこの倉庫と倉庫の間に線路が敷かれていて有蓋車が沢山停車していましたっけ。
そんな光景が普通だった日は既に過去の物で現在は「そんな事」すら思えない光景です。



しかし雨の日に訪れるとアスファルトに当時の線路跡が浮かび上がって来るのです。




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