ヘッドフォン復活
かなり前に購入したsennheiser(ゼンハイザー)のヘッドフォンHD414。黄色いイヤーパッドが特徴的なオープンタイプの
ヘッドフォンである。この世に登場したのはなんと1968年と40年以上も前になる品物。現代の密閉タイプとは異なり長時間
装着していても耳が痛くならない優れもの。このヘッドフォンを有名にしたのはあのYMOだったかも知れません・・・(本当?)。
そんなHD414のパッドはスポンジで出来ているために湿気に弱く保存状態によっては腐ってしまう事もあります。
特に湿度の高い所に放置していたり何年も押し入れに入っているとパッドは腐ってしまいボロボロに。当方のもご臨終でした。
左写真はパッドを取り外した所。右は腐ったパッドがまだ少しこびり付いている状態の時。
HD414は柔らかい音が特徴的で人気のヘッドフォンですが2001年に復刻版を出してからは店頭から姿を消してしまいました。
そんなHD414のパッドを購入しにいざ秋葉原へ。かつてはTomoca電気等でパッドのみを販売していたと記憶していたのですが
先日行ってみた所ありませんでした。もしかしてパッド自体も生産終了してしまったのか!?、と焦りましたが"DYNAMIC AUDIO"
という所には置いてありました。値段も以前と同様消費税込みの1,050円と変わりありませんでした。下がパッドです。
自宅に戻り装着してみると新品同様のルックスになりました。プラグは3.5パイminiプラグに標準プラグを被せるタイプなので
apple社の"i-pod"や糞ニーの"walkman"等でも使用出来、自宅の47ジャックにも対応します。この414はオープンが特徴なんで
疲れはしませんが音量を少しでも上げると"漏れ"が凄いんです。電車内では使用できません、迷惑になっちゃいます・・・
以前調子こいてENGに使ってみたら幹線道路のノイズに負けてしまう程でそれ以降使う事はありませんでした、まぁパッドも汚れ
ちゃうしそう言うニーズに対応する商品じゃないですからね。復刻板価格はオープンでしたが¥20,000前後じゃなかったっけかな。
何はともあれ復活できました。こう言ったオープンタイプのヘッドフォン自体最近は少なくなってしまいました。先述した様に
オープン故に音が漏れやすく外来ノイズにも弱い為、室外での使用よりむしろ室内でゆっくり音楽を楽しむ時には最適かも知れません。
コネクター部分が接触不良をおこしても交換可能なんですがそちらのパーツが出るかは不明、パッドももう1SET買っておけばよかったかな。
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