ジュラケース修理

先日、撮影機材を収納しているジュラケースの握り手部分が破損してしまいました。
取っ手を持ち車のリアハッチから車外へ出そうとしたその時「パキッ」と言う鈍い音と共に
破損してしまいました。取っ手の無いジュラケースはただの「重い箱」状態ですので早急に対応します。



今現在この様な状態でありまして。
ベースは残っているのですが握り手部だけが破損してしまった様です。



構造は写真を見れば一目瞭然。しかし機材の重さからして良くこれで持ちこたえていたなぁと
思いました。ボディにレンズ数本なので数Kgにはなっていたはず。持っている最中に外れなくてよかったです。

さてさて修理となるとこの取っ手の部分だけを購入して今のジュラケースの状態に取り付ける、と
言うのが一番「楽」な方法なのですが・・・。ホームセンターとかにこの取っ手部分だけが売っているのか
も判りませんが万が一売っていてもこのジュラケースのサイズに合う物があるのかどうかも不明です。
この手のサイズはキッチリしており1mmのズレでも入ってくれそうにありません。

そこで見つけたのが「アルミケース」の専門店。色々と調べていくと各パーツのみを通信販売してくれる
店なんかを発見。パーツから握り手へ入っていくと同じ物があるじゃないですか。サイズも同じだし
価格も700円と安い(通販の為に手数料と送料がかかりますが・・・)。ですぐに発注しすぐ到着。



左はアルミケース専門店にあった写真より引用。細かいサイズも表記されている。
他社のページを見ても同じ様なラインアップとなっておりこの手のケースの取っ手(握り手)はサイズ
がある程度限られているのだと思いました。右は送られてきた箱の中。えらく丁寧な所が専門店。

1つ気になるのが取っ手についている「土台」なる物である。このベースは当方のジュラケースにしっかりと
くっついており(下写真)破損した握り手部だけを付け替えるという訳にはいかないようである。



つまりこのベース部分から交換しなくてはいけないのだがケースの蓋を開けてみた所で
そんなネジ穴など見える筈もなく・・・。



と言う訳でカッターナイフを使いクッション材をカットしていきます。四角に切ると穴が開いてしまう為に
「コ」の字に切り蓋が出来る様にします。切るとメーカーのHPに載っている様にM5のタッピングが現れます。
そいつを回すとベースがポロリと取れるので発送されて来た握り手に交換してやれば修理完了です。



従来品と交換したパーツを比べてみると「全く同じ物」では無い様です。デザインが変更されています。
右写真は交換後のもの。やっぱり取っ手が無いのと有るのとでは便利さが全然違います(当たり前)。



ギャラリーへ戻る