勝鬨橋

勝鬨橋は隅田川にかかる可動橋で、1933(昭和8)年に着工され1940(昭和15)年に完成、東洋一の可動橋と言われた程でした。
可動橋と言うからには橋が動くわけで橋下を大型船が通る際に万歳状態に跳ね上がる仕組みになっていまた。その景色は絶景とも
言われていましたが1回の開閉に20分という時間を要する為に1968(昭和43)年に廃止されてしまいました。現在はライトアップもされています。
当時は自動車の他に路面電車(都電)も走っていました。現在も機能は停止しているものの制御室(下写真中央部)は当時のまま残っていて整備すれば再稼働
も可能の様ですが莫大な費用が掛かるらしいです。観光目的で"跳ね上げ"を復活させる声もありましたが自然消滅してしまったのでしょうか。



一眼レフカメラ購入時にテスト撮影に行った際に映した勝鬨橋。平成10年頃。



万歳状態の勝鬨橋。"勝鬨"の話は「こち亀」にも良く出ていて楽しめた物だった。

以下wikipediaより抜粋です。

橋の両端部はアーチ橋となっており、中央部が上方に開く構造となっている。開く角度は最大70度、約70秒で全開になる。
片側だけ開く操作も可能である。橋を操作するモーターなどの機械は、中央部の橋梁に収められており、それに供給する電力のために
専用の変電設備(現:かちどき橋の資料館)が設けられている。橋梁上には、4つの小屋が設けられており、それぞれ運転室、見張室、宿直室などとなっている。
橋の操作は運転室で行う。橋の可動部は、軸上に載せられた橋本体(片側だけで重量900t)と軸を挟んで乗せられているカウンターウェイト
(重量1,100t)で構成されている。これを橋梁内部にある直流モーターとギアで動かすようになっている。橋が開く際は、警報サイレンの後
橋のたもとの信号が赤になり、橋上の往来を停止させていた。



上の地図は昭和31年当時の物。都電が橋上に描かれている。話がそれるが築地市場に都電が入っているのも気になる。



現在の勝鬨橋の昼間の様子。とても跳ね上げられる交通状況ではありません。




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