風防製作

2011年元旦に購入したFujifilmのコンパクトデジタルカメラの話。

購入から10日程経過しまだ120カットくらいしか静止画は撮っていないのだが大分慣れてきた、と言ったところ。
光学10倍のズーム、解像度1200万画素と言えど安物のコンデジ、テレ側(ズーム側)での画質はあまり綺麗ではない。
使用するならワイド側で使うのが無難だ(まぁそちら側優先でこの機種を選んだのだが)。広角27mm(35mm換算)は
やっぱり便利。柔軟な対応で綺麗に撮れるものである、感心だ。逆に「ここはちょっと・・・」という個所も使っている内に
出て来るものである。まずはファインダー。見やすくて綺麗なのは嬉しいが露出をProgramにしていようとManualにしていようと
オートで明暗してしまうところ。つまり蛍光灯に向けるとファインダーは暗くなるし黒い被写体に向けると明るくなる訳。
ファインダーが明るいから明るく撮影出来る訳じゃないのだからファインダーは記録される状態の露出になっていて欲しい。



あと露出計のバーが単なる針でしめされているだけで正確な値が判らない事。折角マニュアル撮影していてもバーがアテに
出来なくて試し切りをして自分で決めるしかなく信頼性が低過ぎる事。それと結構気がつかなかったのがカメラを構えた時の
親指の位置。例えば右手首をストラップに通して片手でシャッターを切ろうとすると下写真の様によけいなボタンを押して
しまいシーンが変わってしまったり(ダイヤル部)、プレビュー・モードへとファインダーが変わってしまうのである。



それとこのカメラを購入した動機の一つである動画ですが、これはこのカメラだけに言える事ではなくマイクの性能が
非常に低く特に風に弱いということ。マイクの外部入力でもあれば話は早いのですがこの手のカメラにそんな物はなく
ボディについている小型マイクで全ての音を収音するしかありません。このカメラも下写真のマイクが付いている程度です。



流石にこれじゃ淋しい〜。室内で近距離での会話なら問題無いのですがオープンで風のある日は風の音しか入りません。
それも「ヒュー」と言う聞いていて気持ちのよい風の音ならまだしもこう言ったマイクではフィルターも付いていない為に
「ボッボボ・・ボボボボ・・・」という音の連続になり後で動画を再生したら声や収音したい肝心の音が聞こえない事があります。
そこで身近にある物で簡単な風避けパーツを作ってみます。あくまで安くて実用優先の為ルックスは悪くなりますが(笑)。



左は100円ショップなんかでも入手出来そうな「フワフワ」の素材。これを適度にカットしてマイク部分に両面テープで固定
してやります。テープを付けるとボディが汚れる・・・という方は自分でアイデアを出して下さい(逃)。これで有る程度の風
は凌げるはずです。ただし台風並みの風や走行している車の窓からカメラを外に・・・という条件だと多少良くなりますが
風音を完全にカット出来るかは保証できませぬ。見た目はちょっと駄作なりますが効果を求めるなら・・・ありかな〜(笑)。
そうそう両面テープで固定する時にテープでマイクを塞がない様に注意を。マイクの両端にテープをはり固定すると良し。




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