9736系千鳥町に現る

2008年1月中旬、京王線9736Fが豊川にある日本車輌から川崎へ甲種回送されて来ました。
京王の場合は東海道線を経由して来る為に台車は仮台車を履いて千鳥町にやってきます。ここから
はトレーラーに牽引されて交通量の少ない夜中に相模原線の「若葉台駅」まで陸送されてきます。

そんな中「千鳥町」へ9736Fを見に行ってきました。その時の写真を紹介します。



千鳥町の一番奥。10両貫通編成となる9736F(都営乗り入れ対応車)もココではバラバラに。
既にトレーラーに牽引されている物、台車を抜かれているもの、そのままの状態のものと
がありました。写真はフェンス越しに撮影。一番右にも2両見えています。



作業員の方達がトレーラー廻りを点検している様です。ここから若葉台までは陸送されるのです。



9736表示が見える本八幡側の先頭車。台車は外されていて「ウマ掛け」状態です。
ここからは何日かに分けて若葉台入りするのだと思われます。当たり前ですがとても綺麗。



ゴロゴロ並ぶ中間車。幌は若葉台にて取り付け。奥には国鉄型キハが見えている。






都心を走る京王線の車両が埠頭の先端に延びる線路に置いてある景色は違和感を覚えます。
右の特殊車両は京王の物ではないです。こちらは橋本側の先頭車9786Fです。



台車は仮台車である(京王=1372mm・国鉄=1067mm)。なんかとても小さい。



各車の断面。それぞれカバーがかけられている。



こちらはまだ川崎駅からの線路の上にいる状態。切妻部もベニヤ板にテープ留めという仕上げ。



時間は17時くらい。天気も曇っており気温も低い1日だった。夕刻の埠頭に9736Fが・・・



こちらは今夜出発と思われる第1陣を乗せたトレーラー。ここから若葉台までを時速30km/h
前後で進んで行く事になるのでしょう。ご苦労様です。



海外譲渡される国鉄キハ50型と京王電鉄とのショット。最初で最後の出会いの場。




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