貫通路

10両編成の電車が10両で走れれば良いのですが現在の京王電鉄で1両目から10両目まで貫通しているのは9030系
と7020系のみで8000系は6+4編成、7000系は6+4or8+2編成で10両を組んで走っている事がほとんどです。
この場合の連結部同士の移動は不可能ですが6000系の8+2などでは連結面に幌が付き移動が可能でした。



画像は5扉から4扉へと改造された異色の6000系で末期は写真の様に5+5を幌で繋いで半固定状態でした。
この様に連結面を繋いで尚かつ人も行き来出来るというのは6000系独特でした。7000系の一部の車両にも幌台座は
ある様ですが車内を貫通させる事は出来なかったと思います。となるともうこう言ったスタイルも過去の物でしょうか。



この貫通路の仕組みはいたって簡単で乗務員室入り口のドアをオープンさせて扉にロック、対面側はガラス戸を
スライドさせる様にしてロック、中央をオープンにしてやるという物で頭上には良い感じのオレンジ球がありました。
車内混雑の時は結構穴場的なスペースだったんですけどね、ここ。通り抜け様とする人が来ると最悪なんです。



多摩川を渡る6023+6024の10両編成。




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