(新)京王電車を撮ろう

私の好みの京王撮影地を記したいと思います。駅撮りは掲載せづ沿線のみの情報です。
良い撮影地を見つけた時の喜びもあると思いますので情報は「ある程度」に留めておきます。
以前紹介していた項は年月と共に撮影出来なくなった所も多くなった為に作り直しました。
掲載してあるレンズ焦点距離は全て35mm換算したものです。

京王本線


京王八王子-北野
京王八王子駅を発車しトンネルを出て来る所を狙う。午前が順光線ですが冬場は架線の影
がモロに出てしまいます。八王子を出て最初の踏切より撮影。 使用レンズ焦点距離200mm。


京王八王子-北野
横浜線と供用している踏切から上り電車を撮影するポイント。相当玉の長いレンズが必要なのと
障害物の隙間から撮影する為に三脚を使用しないと難しい。作例は450mmにて撮影。


長沼-北野
長沼公園より京王線を俯瞰撮影出来る。基本的には午前順光ですがサイドを強調するアングル
の為に基本的には全日太陽が当たる(季節により異なります)。公園の駐車場は広いものの
入り口が極狭で用水路が有り脱輪覚悟。駅前の有料Pから徒歩20分程。135mmで撮影しています。
【2021年10月確認】樹の成長により撮影しにくくなっていました。


平山城祉公園駅
駅を通過、もしくは発車した電車を望遠圧縮で撮影。10Rの方がグニャリが強調出来る。
駅の京王八王子方面にある踏切を渡って少し歩いた辺りがベストの様。450mmレンズ。


平山城祉公園-南平
平山城址公園の南平寄りにかかる陸橋より富士山を入れて撮影が可能です。
空気が澄んでいる冬場の午前中がおすすめ。橋の上の駐車は不可能。45mmで撮影。


平山城祉公園-南平
平山を発車(通過)した上り電車を捉えるポイント。数年前に柵が背丈程の物に変えられたが
ガードレールに足を載せれば撮影可能。車の往来を考えると脚立は邪魔。近くに車も止められない
ので駅から徒歩で訪れるのが良い。作例は450mm使用ですが300mm近くでも十分対応可能です。


南平-高幡不動
市立南平小学校の対面が撮影地。午前中に太陽が当たる有名なポイント。南平駅を発車(通過)した
電車が最初の右カーブに差し掛かる所。狭い道故に車は止められない。300mmクラスがオススメ。


平山城祉公園-南平
平山と南平間に全3箇所ある踏切の2つ目の踏切より上り電車のストレートをすっきり撮影可能。
午前中順光。結構人気の踏切。写真の障害物をかわすのに苦労。80-300mm範囲内で撮影可能。


高幡不動-南平
県道41号との交差付近で上りのカーブを抜ける電車を撮影出来るポイント。
非常に足場が悪く三脚の使用は安定しないのでハンディの方が対応しやすい所。300mm前後使用。


聖蹟桜ヶ丘-中河原
京王の有名撮影地の一つでポスターにも良く使用される多摩川橋梁。午前と午後で橋の東西に移動すれば
被写体には困らないが午前は桜ケ丘側の東土手から、夕方は中河原側の土手の西から撮影すると車両が
カメラ側の線路を走るのでベスト。最近は樹が成長し撮影に苦労する。写真は35mmでローアンしたもの。


聖蹟桜ヶ丘-中河原
上と同じ多摩川橋梁ですが京王では余り出来る所の少ない「流し撮り」も可能です。
撮影例は中河原方の土手から450mmを使用して流した例ですがレンズは好みに応じて。


中河原-分倍河原
中河原駅を下ってくる上り電車を撮れるポイント。架線柱等の邪魔も多くベストポジションは1〜2名程度。
写真は偶然のすれ違いシーンを収めたものですが上り電車1本もスッキリ撮影可能。撮影地は駅から徒歩
10分ほどで坂下の踏切を目指すと分かりやすい。150-300mmの範囲でお好みで。午前中順光。


中河原-分倍河原
上撮影地を振り返ると撮れる。つまり1箇所で上下線が撮影可能。但し少しばかりサイズの調整が必要。
こちらは午後が順光となる。架線等を避ける為に185mmでの撮影(80-200mmレンズ使用)。


府中-分倍河原
分倍河原から徒歩7分程度。アウトカーブから下り電車を撮影出来るポイント。太陽は夏場の夕方にしか
当たらないと思われるので曇りの日や雪の日などには良いかもしれません。作例は140mmで撮影。


武蔵野台-飛田給
キャパ1名の有名地。武蔵野台を出た上り電車を諏訪神社前の踏切から撮影出来る。三脚も使えるが
狭い道の踏切の割には車と人の往来が激しいので注意。近くに有料駐車場あり。200mm使用。


飛田給-西調布
西調布3号踏切より上り電車をストレートで撮影出来る。冬場は建物の影が酷いので夏場の方が○。
道幅の狭い踏切なので車と歩行者に注意が必要です。作例は300mm使用ですが200mm前後も可。


国領-柴崎
野川を渡る鉄橋の両側に植えられている桜と京王線を絡めて撮影出来るポイント。京王と桜を合わせて
尚且つ綺麗に撮れる所は多く無い為におすすめ。柴崎駅から徒歩が良い。写真は105mmで撮影。


国領-柴崎
地下から地上へ出てくる車両を望遠レンズを使用して撮影出来るポイント。
写真は450mmクラスを使用した物だけれど300mmクラスでも対応可能。午前順光。
柴崎駅横の踏切からになり三脚も使用出来るが人の往来も多いので邪魔にならぬ様にしたい。


千歳烏山-芦花公園
駅のちょうど中間地点から上り電車を狙うマニアックなポイント。
午前中が順光。架線の隙間から狙う為にそれなりの望遠レンズが必要で作例は300mm。
写真の奥に少し見えているのは千歳烏山駅。車の通りも少ない道だがフェンス有なので三脚は不可。
【2021年12月確認】高架工事の為立ち入り禁止になっています。


芦花公園駅
芦花公園駅を発車する(通過する)電車をアウトカーブから迫力ある構図で撮れる。
8両編成の電車ならば最後部まで収まるが駅が橋上化されてしまった為に晴れの日は
明暗差が出てしまい絵になりにくい。駅横の踏切を越えたマンション前辺りから300mmで撮る。


八幡山-上北沢
八幡山方から坂を下って来る新宿行き方面電車を駅横から200mmクラスで撮ることが可能。
午前中に順光。踏切自体は狭いがクルマと人が意外と通るので三脚は非現実的。
午前中は被り率が非常に高い。障害物が多く構図に悩まされる所でキャパ1〜2名程度。


上北沢-桜上水
上北沢駅近くは4月になると綺麗な桜並木になり数少ない京王電車とコラボ出来るところ。
撮影方法は各位の好みによる為にレンズも望遠からワイドまでお好みで。作例は35mm使用。
道路と線路の交差位置を考えると下り電車を撮るのが良く昼過ぎに顔に太陽が当たる。


下高井戸-明大前
下高井戸駅のすぐ横の道沿いから下り電車を狙うポイント。作例の様に山を乗り越える感じで
編成を抑えることが可能。壁があるので三脚は使用出来ないが脚立は無くても良い高さ。晴れていると
午前はモロ逆光になるので夕方がおすすめ。午前中はほぼ被られる為に撮れないと思っていい。


下高井戸-明大前
下高井戸駅を通過した電車が上り勾配を進んでくる所を抑えることが可能なポイント。
撮影地は駅の丁度中間程になる。こちらも三脚は使えなくハンディに。背丈によっては写真左下に
柵が見切れてしまう。車は通らない細い道からの撮影で午前中が順光。300mmで撮影。


明大前-代田橋
上り電車をスッキリ撮れる撮影地。代田橋駅を降りて井の頭通りを明大前方面に進むと道が大きく
左へ折れるところにマンションが有りそのコーナー部分から撮ることが出来る。撮影地は安全ですが
移動時に車に注意。朝は被り率が高くリスキー。作例は90mm程で撮ったもの。午前順光。
【2021年12月確認】井の頭通り移設によりこのスペースは立ち入り禁止になっています。


笹塚-新宿
跨線橋から冬場限定で富士山バックに撮影が出来る。複々線な故に架線がものすごいので構図に
考えさせられるポイント。夏場ではこの様な富士山を拝むのは奇跡に近い。作例は450mm
という長い玉を使用したが跨線橋からかなり距離があるので超望遠系が無いと富士山も映らない。



相模原線


京王多摩川-京王稲田堤
多摩川橋梁を渡る電車と桜を組み合わせることが出来るポイント。桜と撮る為に時期は
4月になりますが青空と鉄橋でも十分絵になるところです。トラスの構造上稲田堤側からの撮影
だと作例の様になってしまう。京王多摩川側からも撮れる。35mmレンズ使用。
【2022年1月確認】撮影は出来ますが桜の木が伐採されてなくなっています。


稲城-若葉台
相模原線では比較的有名なポイント。午後順光。稲城駅からでも徒歩10分〜15分程かかる
跨線橋の足元が撮影地。夏場は草がすごい。基本的には橋本行き電車を狙うことになる。
作例は35mm使用の例。架線のスパンを考えると広角系で撮った方が締まる印象。


若葉台-京王永山
サイド目から橋本行き電車を狙えるポイントですが目の前を小田急多摩線が走っている為
撮影地へは「はるひ野」から行くことになります。小田急の線路と架線を切る為に意外とレンズ
と構図に悩まされる撮影地です。午後順光、作例はズーム中域を利用し125mmで撮影。
時々小田急電車に被られることもあります。その時は小田急も撮影してあげましょう・笑。
【2021年10月確認】樹の成長によりすっきりと撮影しにくくなっていました。


京王よみうりランド-稲城
京王よみうりランド駅から遊園地まで続く通称「巨人の道」より俯瞰したもの。車体サイドに
太陽が当たるのは朝の早い時間だけ(冬場は当たらないと思われる)。ワイド目に撮り街並みを
入れても良いし車体をクローズアップしても良い場所なのでレンズはお好みで。


南大沢-多摩境
堀割りの中を行く車両を縦アングルで抑えられるポイント。この構図だと
南大沢駅を発車した電車を狙うことになるが振り返れば都心方面への車両
も撮影可能。保線車両が止まっている横の道より300mm〜で狙う事ができます。


若葉台-京王永山
多摩東公園の裏手に京王と小田急を跨ぐ歩行者専用の橋がありそこから撮影出来る。
季節により太陽の当たりが変わるのは当然ですが西には団地が建っている為に影も気になる。
歩行者専用で道幅も広く三脚も使用可能。小田急と並走している所も撮れる(かも)。



高尾線


京王片倉-北野
両駅間の丁度中間地点にある跨線橋付近から上り電車を撮影するポイント。道幅が狭い
けれど車や人の往来は少ない。作例にも映っている様に障害物が入ってしまう。これを
避けるには脚立に乗るなどの工夫が必要。300mmで撮っています。午前順光。


京王片倉-北野
両駅間に存在する跨線橋から上り電車を捉える事が出来るポイントで午前が順光。
基本的には新宿行き電車を狙う事になりますが高尾方面に行く車両も撮れなくはない。
望遠よりは中望遠〜ワイド目に撮った方が収まりが良く感じる。35mmレンズ使用。


京王片倉-山田
高尾支線に唯一存在する踏切から上り電車を望遠で撮影出来る。付近は道が狭く住宅街
な故に車を駐車出来るスペースが全くない。三脚も使用出来る。作例は300mm使用。


高尾-高尾山口
登山道入り口から200mmで撮ったもの。作例が2009年の物なので樹の成長が心配。
少しワイド目に撮って山全体を入れたいところだが木々の隙間から狙う為に望遠を使用となった。


高尾-高尾山口
表参道の金毘羅さんから俯瞰したもので新緑の時期は綺麗に撮れるポイント。登山道の
途中から撮れるけれどキツイ上りを30分程登らないといけない体力勝負のポイント。
夏は周囲の樹の葉が邪魔をする。三脚があると便利。作例は300mmでの例。


山田-めじろ台
下り電車を撮るポイント。山田駅を出た電車をストレートの構図で抑える事が出来るが
このアングル専門になってしまう為に面白みは無い。駅からも見える跨線橋が撮影地。
通行人の邪魔にならぬ様三脚も使用可能。夏の午後に太陽が当たる程度。200mm使用。



動物園線


高幡不動-多摩動物公園
定番ポイント。かつては藪の中の悪路を登っていかなくてはならなかったが昨今整備された。
もしかしたらその内立ち入り出来なくなる可能性もありえそう。午後順光。185mm位が
個人的にはベストかと思う。架線を避け良い構図を得られるのは1〜2名程度と思われます。
撮影地は川崎街道と京王線の交差した先を右折した先。行けば判ると思われる。
【2021年11月確認】住宅開発と川崎街道拡張工事で綺麗なアングルは不可能と思われます。


高幡不動-多摩動物公園
上と同じポイントから振り返りで撮ったもの。ピストン列車は4両編成なので(現在は7000系)
スッキリと収める事が可能です。200mmで撮影しています。光線を考えると薄曇りの日がベスト。


高幡不動-多摩動物公園
こちらも動物園線の撮影としては有名で並走するモノレールの「程久保駅」からのもの。
駅の高幡不動寄りから作例の様なアングルで4両編成を撮る事ができます。駅からの撮影
の為に三脚の使用は非現実的かと思われます。作例はズーム中域使用で120mm。


高幡不動-多摩動物公園
程久保8丁目の道路から撮影出来る。運が良ければモノレールとの並走やすれ違い
も狙えるポイント。作例は200mmレンズを使用したもの。午後順光でも山を背負っている
為に冬場はあまり光線に期待はできない。坂がキツく車高短車は危険です・笑。


高幡不動-多摩動物公園
動物園線唯一の踏切より高幡不動行き電車を狙ったもの。顔面に太陽は当たらないので
曇りの日がお薦め(晴れの時に撮ると作例の様に背景が飛ぶか顔が潰れる)。
人通りも車も通るのでハンディで撮る方が良いけど三脚も使用可能。130mm前後使用。



競馬場線


東府中-府中競馬正門前
正門前駅手前のカーブから競馬場行き電車をアウトカープから。もっともポピュラーな
撮影地ですがベストアングルに入れるのは数人。午後順光なので競馬開催日の長い編成
を狙いたいところ。平日は2両のピストン。写真は300mmで上下線を収めた例。


東府中-府中競馬正門前
上とほぼ同じポジションから駅を出る電車を撮影出来る。こちらは午前順光になります。
平日の2両より競馬開催日、土休日の方が長い編成を撮れるので写真としては面白くなります。
作例は300mmレンズに三脚を使用しています。車も人も余り通らない静かな住宅地から。


東府中-府中競馬正門前
こちらも同ポジションから2両編成を撮った場合の例です。こう言う構図も撮れます。80mm使用。


東府中-府中競馬正門前
東府中駅に隣接する踏切のすぐ近くの競馬場線専用の踏切から上り電車を撮影出来る所。
条件が余りよくなく縦アングルの方が決まるかも。撮影した日は紫陽花と絡めて見ました。
旧甲州街道に面した歩道上から踏切越しに185mmで撮ってみました。


東府中-府中競馬正門前
東府中駅を発車した電車を縦アングルで。2両編成でも顔面強調なので気にならない。
写真は200mmを使用していますがもっと大胆に寄せても面白いかもしれません。


東府中-府中競馬正門前
沿線にある歩行者用の細い道からストレートを走る列車を捉える事ができます。
写真は300mmの単焦点を使用している為に7両目程迄しか写っていません。
レンズも中望遠程度を使用すると良さそうです。夏の夕方に太陽が当たります。



以上がお薦め撮影地です。お薦めというのはアクセスが非常に楽で(高尾山の俯瞰は別ですが)公道から撮る事の
出来る事を指しています。昨今撮影においてはマナーの問題が報道でも取り出されており注意は必要です。
この他にもマニアックな撮影地はまだまだ沢山ありますので是非歩いて探して見てください。




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