6000系解体の時

ここ最近6000系30番台の廃車率が進んでいます(平成20年6月現在)。都営乗り入れ用の9030系がドシドシと投入
されている訳で押し寄せる波のごとくです。そして追い出された6030系の行き着く先はまさに「列車の墓場」だったりします。

京王の廃車は譲渡でない限りは大抵若葉台で車両を2つに切断された後にトラックで群馬県へと運ばれバラバラに解体
されてしまいます。その群馬県へ行ってみました。首都高速から東北道を利用して現場へ向かいます。2005年に一度行きましたが
すでに車体解体の後でした。目指すは北館林荷扱所でここの敷地内で解体される事になっています。以前は小田急や京王の
5000系が積み重なる様に置かれていましたが最近は環境問題のせいで見られなくなってしまったそうです。



写真を左右に横切っているのは東武電車。単線で電車の本数も少ないです。写真奥の方に何やら鉄道車体むらしき物が
写っています。夏が近く草が凄いですが線路沿いの道は奇麗に整理されていて近くまで行く事が出来ます。



私が現場についた時はすでに解体作業が始まっており慌ててシャッターを切りました。見ているとショベルカーで
バリバリと潰しています。右写真は丁度真横を向いたところ。車番は「6798」となっている様でした。



解体中の図。車内はもう何もありません・・・。TOYOTAのクレーンによって解体されています。



クレーンで車体はゴロゴロ廻されています。サイドにスプレー缶で「3」と書かれている様です。



切断された部分のクローズアップ。何とも大胆にカットしてくれた物です。



切断された車両の一部は左の倉庫の様な所へ押し込まれている様です。この後シャッターが下ろされました。



すぐ脇には廃車になった東武車両でしょうか。何とも見事なカットです。




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