名義変更の書類について

自動車を人に譲る場合、逆にもらう場合には「名義」を変更する必要があります。
自動車税の問題、事故に出くわした時の対応に大きく左右される為に「名義変更」はしっかりと
行わなくてはいけません。当方も2011年にチェイサーからカルディナへと車が変わりこの「名義変更」
を行いました。集める書類がちょっと面倒臭いので自分に整理をつける為にも記載して見る事にしました。

車を譲る人が用意する書類

1・委任状×1枚
2・譲渡証明書×1枚
3・納税証明書
4・印鑑証明書×1枚
5・車検証(車検が残っている場合)

今回書類は自分で集めるものの時間の都合で陸事にはトヨタに行ってもらう為に「委任状」がいる。



これが委任状だ。譲る人の氏名と住所を記載し実印を押す事となる。
上部は受任者、下の左側に書くのが基本。普段書く機会も無いので間違えやすい。



コチラが「譲渡証明書」。用紙はネットからダウンロード出来ます。
用紙は定められた様式でないといけません。住所・氏名と実印が必要です。



印鑑証明も必要。こちらは住民登録している役所に発行してもらう。
200円程度で即日発行してもらえるが期限が3ヶ月となっているので放置に注意。

車を譲ってもらう人が用意する書類

1・委任状×1枚
2・印鑑証明書×1枚
3・車庫証明書×1枚

「委任状」と「印鑑証明」は譲渡する人と同じです。「委任状」には印鑑を押す個所がありますので
ココに「印鑑登録」してある実印を押して提出してやります。自分で陸事に行く場合は必要無い筈です。
さほど大変な作業ではありませんが引っ越しと上手く重なり「住民登録→印鑑登録→印鑑登録証明書発行」
と手間がかかりました。尚、印鑑登録出来る印鑑も大きさなどが決まっており頭を悩ませる部位でした。



そして一番厄介なのが「車庫証明」です。中古車を買った事のある人なら1回は経験があるかと思いますが
とても面倒です。まず管轄内の警察署へ行き「車庫証明書に必要な書類」をもらってきます。書類をもらう
だけならば土日祭日でも可能ですが以降は平日の限られた時間のみの対応です。

駐車場内の停車位置や住まいからの距離・地図は自分で書きますが必ず大家・管理会社に印鑑をもらう個所
があります(持ち家の場合は除く)。これで2,000円近く取られました(印鑑を押す事務作業だけなのに)。
その後再び警察署へ行き書類を提出、この時も2,000円近くとられました。尚車庫証明は中2〜3日必要なので
発行日に再び警察署に行きます(3回行く事に)。この時も500円とられました・・・これで車庫証明も揃いました。

車庫証明は発行日から30日間と足が早い為に他の書類が揃ってから取りかかった方が段取り良しです。

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よってインターネットで車を売買した際には売った人は買った人へ4(5)つの書類を送付しなくてはいけません。
買った人はそれを受け取り自分も3種類の書類を用意し「陸運局」で名義変更の手続きをします。
ナンバー、車検証の名義が変わっていれば名義変更終了です。


自賠責保険は車そのものにかかっている為に特に慌てて名義変更をする必要は無さそうで次回車検の時
(車検切れは除く)に変更で良さそうです。しかし任意保険は掛かっていない筈なのでナンバー所得後は入りましょう。




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