東京都・峰村

東京都に昭和40年代まで存在した村「峰」。この村が廃村となってから現在まで
ずっと放置されているとの事で「廃好き」の友人と訪問したのは2003年の10月のこと。



上の地図は昭和初期の物で「峰」がまだ記入されているもの。マウスを乗せると現在の地図と位置を比較出来ます。




峰へは青梅線の「鳩ノ巣駅」が最寄り駅となる。
ここから徒歩で峰を目指していきます。



駅横の踏切を永遠に登り川乗山方面へ。



この様な道をず〜っと進んでいきます。



進んでいくと登山道と村への分岐点に到着。
この時は朽ちているものの案内板があったが現在はどうなっているのか・・・?。
直進が川乗山で峰は右方向へ下っていくのが正解。



鳩ノ巣駅を出て少し迷いながらも到着。私が訪問した2003年当時は写真の様に
まだ家としての形を留めていましたが現在は全ての家屋が倒壊している、との情報が。



半分倒壊している家。峰は昭和47年頃に廃村になっている様だ。



二曹式洗濯機が鎮座している。ここで生活していた方が居たという証。



かなり崩壊しかけているがなんとか家の形を留めている。



ここではどの様な生活をされていたのでしょうか。右写真はトイレがあった様にも思えますが・・・。



左は風呂でしょうね。右は一見鳥カゴにも見えてしまいます(笑)。



一片だけ抉られてしまている。結構大きな家じゃないだろうか?



水を貯めておく施設だろうか。この村には水道が開通していたとは考えられない。



これは釜を乗せて火を焚いて・・・でしょうか。



一部の集落は完全に消滅していました。



障子が放り出されていたり。



無線の本が散乱。CQアマチュア無線の本で昭和43年11月1日の23号でした。
中身を見ると毎月1回1日発行で何と購読料金1部30円となっています・笑。



色々な物がゴロゴロと。真ん中の人形は峰に訪問した人は大抵写真に収めますね・笑。
この当時からありました。掲載していないですがファンタの缶もありました。


密集して建っていた集落より一段高い所に石垣が残っていました。
この上に家は既にありませんが残された土地から広かったことがわかります。
この峰は福島さんと言う方が村長をされておりそちらのお宅であったのかもしれません。

滞在時間は2時間程であったと記憶しています。晴れた日に訪問をしたのですが太陽光がほとんど
当たらないくらい村全体が樹木に覆われていて暗い印象でした。
レコードプレーヤーや洗濯機があることから村に電気が来ていたことは確かでガスはプロパン
とかだったのでしょう。撮影は全て2003年の為に旧コンデジで撮っており画質は酷いものになっています、ご了承ください。



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