世田谷線「宮の坂」

東京都の路面電車というと「都電荒川線」が真っ先に挙げられます。
しかし荒川線も王子-飛鳥山駅のみが自動車との併用軌道であとは専用軌道
となっている為に「路面電車」と呼んでいいのやら。
で東急電鉄のローカル線「世田谷線」。この路線も電車の形状から「路面電車」と思われ
がちですが下高井戸〜三軒茶屋までが専用軌道なので「路面電車」とは言えないでしょう。
唯一「それっぽい」のは環状7号との交差点で踏切なしで横断する事ぐらいでしようか。
荒川線も世田谷線も旧形車両は消えて全てが平成タイプにリニューアルされてしまいました。


渋谷駅から国道246号の上を走り玉川まで路面電車として走っていた「玉川線」。
1969年に路面電車は廃止されてしまいました。
玉川線の三軒茶屋駅から下高井戸までの約5.1Kmはかつての名残で残った軌道1372mmの線路です。
世田谷線の歴史は古く1925(大正14)年1月に三軒茶屋〜世田谷間が開通。
同年5月に全線が開通しました。当時の車両は「70・80・150形」が主流でした。
このタイプの車両は全て引退してしまっていますが「宮の坂」駅に旧車両を展示していたりします。






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