ソニー・カセットテープ

カセットテープは1960年代後半に「オープンリール」に変わる録音・再生機としてオランダのフィリップス社が開発
した物です。もともとコンパクト化重視で開発されたのでオープンリールより音質が劣っていましたが年代と共に音質も
向上していきました。カセットテープ以上、オープンリール以下の音質を持つ「エルカセット」なる物も一時期ありましたが
完全に消滅しました。私が中学生の頃はカセットテープが主流でLPをコピーしたりして愛用していましたがヘッドを擦れば
擦る程に劣化していき直射日光に当たる所に放置しておくとテープそのものが延びてしまう、なんて事もありました。
そんなカセットテープも私はソニー派でした。ちょっと懐かしいカセットが出てきたので写真で簡単に懐かしんでみます。


AHF TYPE1
BHF TYPE1
CHF TYPE1
UCX TYPE2
UCX-S TYPE2
DUAD TYPE3
HF TYPE1
HF-S TYPE1
HF TYPE1
HF-ES TYPE1
HF-S TYPE1
UX TYPE2
HF-PRO TYPE1
HF-X TYPE1
UX-S TYPE2
HF TYPE1
HF-X TYPE1
UX TYPE2
HF-PRO TYPE1
HF-X TYPE1
UX TYPE2
UX-PRO TYPE2
UX-S TYPE2
HF-ES TYPE1
TYPE1
TYPE1
TYPE1
TYPE1
TYPE1

一番最後にはちょっと古いTDKのカセットが出てきたので掲載してみました。ソニーのカセットは80年代初頭はかなり
カラフルなラインアップをしていました。特にAHF・BHF・CHFとUXタイプは眩しい程です。CHFは一番音質が悪く価格も
一番安かったのを覚えています。完全に会議の声を録音する為だけの様で主流も90分・120分なんかでした。この頃は
120分という長さを持つテープはそんなに無かったと思います。その他は46分・54分・60分が基本的なラインアップでした。



またSONY独自のFE-CRを採用したDUADはかなり特徴がありました。そもそもタイプIII(fe-cr)に対応したカセットデッキ
はありませんでしたからね。確かノーマルポジションでも録音・再生が出来た様な記憶が・・・。茶色のパッケージも異様でした(下がパッケージ)。



で今よく考えてみたらメタルテープを持っていない事が判明。そう言えばメタルテープは当時は高くて小遣いじゃ買えなかったな。
SONY初のメタルテープは「METALLIC」でしたね。黒いボディに金のロゴがカセットの王である事を主張している様でした。
以降「METAL-ES」「METAL-S」「METAL-MASTER」等バラエティに富んだメタルテープが出現しましたがそれでも買えませんでした。

またSONY初のクロームテープは結構マイナーな「JHF」という物でした。JHFは1970年代の後半に発売されましたが
すぐにUCXが開発〜発売され影が薄いままとなってしまいました。よって私も店頭にJHFが並んでいるのを見た記憶がありません。



私がカセットテープを良く購入していた当時、中のラベルに点数シールが付いていてそれを台紙に貼り付けてSONYへ
送ると点数に応じた商品がもれなく貰える企画があり応募もしました。CHFやDUADみたいにシールが無い物はパッケージに点数が貼ってありました。




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