東亜燃料専用線

鶴見線の昭和駅付近から分岐し、東洋埠頭方面へ延びていた「東亜燃料専用線」跡です。
この線路は2011年の9月に工場そのものの閉鎖により廃線となってしまいました。



鶴見線沿線の貨物が賑やかな1980年代の昭和駅周辺の様子です。



鶴見線の昭和駅です。名前そのもの、目の前に「昭和電工」の工場が有ります。



昭和駅の末端から専用線が分岐していた箇所を見てみます。
奥が浜川崎方面で、右手に別れて行く線路が東亜燃料の油槽所へ続いていた線路跡です。



駅を出て道路から撮った物。車輪止めはあるものの線路は途切れていません。



現役の頃はこんな風になっていたのですが・・・(2005年撮影時)。



振り返ったところ。道路を線路が横断しています。



この門からタンカーが出入りしていましたが現在は閉ざされています。



コチラも2005年撮影の現役当時の鉄道門です。奥の方にタンカーが並んでいます。
この当時から一番左の線路しか使用されていなかった事が判ります。



草むした中にも線路を見つける事が出来ました。まだ剥がされていない様です。



最期まで使われていた最左の線路だけはこの様にはっきりと確認できました。



本来はもっと奥まで続いていた線路ですが油槽所入口部で終っています。
この先は私有地なので無断で立ち入りは出来ませんがショベルカーが有り土砂
が積み上げられている事から既に線路は無いと推測されます。




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