ラジエーター交換

新車登録が平成4年の私のjzx81は今年で13歳になります。車はもって10年と言われた時代はもう古いのでしょうが
所詮は機械の寄せ集めな為に10年一区切りと言うのも間違ってはいないと思います。そんな高齢の我がjzx81のラジエーターの
アッパータンクから若干ではありますがLLCの漏れみたいな「滲み」を発見したので夏休みを利用してプライベートで
交換してみる事にします。出先で壊れると対処が厳しい為に「転ばぬ先の杖」と言った所でしょうか。

作業は完全プライベートで行っていますので「本当のやり方(ディーラーのマニュアル等)」とは異なっているかも知れません。
またあくまでもプライベートでの作業を公開していますのでこのページをご覧になり自身でチャレンジして頂くのは構いませんが
トラブルが起きても当方は一切の責任を負わない事をご了承下さい。尚今回の作業もまた「K山さん」に手伝って頂きました、感謝。


交換前の私のjzx81ラジエーターのアッパーホース部の
写真です。○印内の様な刻印がなされていれば新車から
そのまま使用している証拠。つまりこの車は一度も交換
歴が無いという事。
判りづらいかも知れませんが○印部分から若干ではあり
ますが漏れています。ただしリザーバータンク内のLLC
も減ってはいないのでもうしばらくは行けたかも!?。
作業効率を良くする為・・・というかラジエーターを取
り出す為にインタークーラー行きパイピングとエア・ク
リーナーをまずは取り払います。ここら辺の作業はまだ
楽チ〜ン。
インタークーラー行きのパイピングを全てとり外さない
とラジエーターのロアホースやビスが取れない為にバン
パーを取り外しパイピングを外してやります。

バンパーの取り外しは割愛します。
作業はエンジンが冷えてからやるのが理想なんですが夏
のこの時期にそんなんしていたら夕方になってしまうの
で若干冷めたのを見計らってLLCを排出します。
今回アンダーカバーは取らないで作業をしていますが取
るともっと作業がはかどるかも知れません。LLCドレイ
ンはカバーを取らなくても何とか外せます。コックを一
気に取ると水が噴き出すので緩めるだけにして時間をか
けて排出させます。
LLCが全て抜けた所でLLC注入口から中を見てみますが
何とも表現しがたい泥水の様なものがみえています。い
わゆる錆の一種でしょうか。
ラジエーターアッパーホースを取り外します。水温セン
サーやウォーターバイパスの配線はそのままでホースの
みを取ります。これは比較的簡単ですがノーマルのゴム
を使用しているGT乗りの方はゴム劣化も考えてこの際交
換をお奨めいたします。
次に○印の配線を抜きますがココにはオイルが通ってい
ますので垂れすぎに注意です。抜いたらパイプ経と同じ
サイズのボルトで仮留めすると良い様です。尚相当きつ
く押し込められているので新しいチューブなのにヒビが
入ってしまいました(右側)。ちょっと苦労した所。左は
簡単に抜けました。
当初、油圧ファンオイルのラインを切らない様にラジエ
ーターとファンを切り離す予定でしたがどうしても無理
でした。よって17mmのクロスレンチを使って油圧ファ
ンラインを切り離してからラジエーター四隅のボルトを
取り外してやりファンを抜き取りました。
写真はその時の状態でこの後にロア・ホースと下に付い
ている2本のオイルラインを分離させます。この方がホ
ースを取り外しやすい・・・という事でした。油圧ファ
ンボルトを取るとオイルが溢れますのでオルタネーター
に掛からない様細心の注意を払います。
取り外したファンの廻りに付くオイルを拭き取るKさん
の勇姿。ここまで来ればそろそろ折り返しと言った感じ
でしょうか。写真はありませんが電動ファンも取り外し
てあります。
ココでちよっと休憩を兼ねてリザーバータンクをボデ
ィーから取り外して中を洗います。取るにはパワース
テアリングFLUEDタンクを取ってやり(ボルト3コ)それ
からタンクを外します(ボルト2コ)。
中には茶色い13年の垢が沈んでいました。ブラシを突
っ込んで可能な限り綺麗にしてやります。
また中だけでなくタンクそのものも洗ってあげました
いやー綺麗になった綺麗になった(笑)。
で、休憩後に取り出した13年もののラジエーター。○
印の所が酷くコアが潰れています。その他の箇所もコ
アが若干潰れています。酷いのは裏側で落ち葉や虫の
死骸が沢山詰まっていました。一度入り込むと抜けな
い様です。
こちらは新規に購入した正に「新品」のラジエーター
クロ光りしていてピカピカです。
いよいよ新しいラジエーターをボディへ入れます。入
れる前にコアが潰れ無い様に段ボールなどをあてがっ
ておくと良いでしょう。
ここからは逆の手順で戻していくだけです。ラジエー
ターを入れロアホースを繋ぎ下2本のオイルラインを
接続します。それからファンを差し込みゆっくり段ボ
ールを引き抜き共締めさせていきます。油圧ファンを
留めてアッパーホースと上2本のオイルライン・リザ
ーバータンクを接続すれば完了です。当然インターク
ーラーパイピングとエアクリーナーも戻します。
今回使うのはHolts社製のLLCで2リッター入りで千円
前後のもの。色は緑色を使います。
LLC注入の図。
使用しているペットボトルは手持ちが無く自動販売機
で買って来た「麦茶」のもの。
LLC注入後に水を入れタンクが一杯になった所でエン
ジンを掛けてエア抜きをしてやれば終了です。

油圧ファンホースを外す事によって「エンジンファン
フルード」が減ってしまいます。作業後にすみやかに
補充しましょう(液はパワーステアリングフルード)。


以上が簡単な交換レポートです。9:00に作業場にピットイン。約1時間クーリングさせてから作業に取りかかりましたが
それでもエンジンルームはまだ全然冷めていませんでした。全行程終了したのは15:00頃だったでしょうか。当初1人で作業を
しようと思っていましたがやらないで正解でした。プライベートで作業をされる場合はそれなりの知識を持った人と行う事をお奨めいたします。

上の方で「ほとんどの作業を手伝ってもらった・・・」とありますが正確には「ほとんどの作業をやってもらっちゃった」が正解かな。




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