2011年度車検について
このX81チェイサーを購入して15年近く経過しただろうか?。もう何回目の車検かを覚えていない程です。
平成4年最終型と言えど今年で19年落ちの老体車両、永く乗るのであればケチらないでコマメに老朽部品を
交換して行く事だろう。新車を買うのもお金がかかるが古い車を維持するのにもお金はかかるもの。
特に後者の場合はパーツの「廃盤」の足音がすぐすこまで聞こえてきている感もあります。そんな私のX81の
2011年3月の車検の全貌です。これから車検を受ける方や永く81に乗りたい方の参考になればと思います。
タイミングベルト・WポンプO/H
前回のタイミングベルト交換は約90,000kmで行っており、現在の走行距離は160,000kmと約倍の距離を走っています。
タイベル交換は100,000kmで交換と言われていますが転ばぬ先の杖という事でこの距離にしています。まさか2回目の
交換を行うまで乗るとは思ってもいなかった。また、タイベル交換とセットで行うのがウォーターポンプ交換であるが
当方のX81のウォーターポンプは前回のタイベル交換時に交換では無く2004年の白煙修理時に行っているために7年しか
経過していない。但し折角なので、という事でご好意により「オーバーホール」という形でリフレッシュとしました。
パワステ・ポンブ交換
2011年の正月に突然ステアリングに異音。ハンドルを左右に揺するとボンネットの先から「ガッガッガッ・・・」と言う音。
音は日を増して大きくなりその後重ステに。エンジンルームを見るとパワステポンプに大きなオイルの滲みがあり「漏れ」を
確認、垂れたオイルはアンダーカバーにべっとりと付着していました。こちらはリビルト(15,000円)が出る為にそれで対応。
クランク・プーリー交換
既に何人かのX81ユーザーが体験しているプーリーの脱落。X81のプーリーは車体への振動を無くすためにブッシュが挿入
されていますがそのゴム部のみが切れてしまう、という症状。外側だけが外れても実は車は動き続ける為に一瞬気がつかない
という事もあるみたい。これもタイベル交換でバラすので交換となった。部品代金は約15,000円。脱落すると発電が出来なく
なり車が止まってしまう、何て事にもなりかねません。見た目で「交換時期」を判断出来ないのが難点なところ。
パワステ・ギアボックス交換
老朽化によりオイル漏れ。こちらもリビルドが出るのでそれで対応とする。これでポンプ・ホース・ギアボックスと
パワステに関するパーツはオール交換という事になってしまった。リビルドで25,000円は安い?、高い?。
実は以前よりステアリングのセンターが出ない事がかなり気になっていた。ブッシュは数年前に交換していたが今回も
試しにブッシュを交換してみた。外したブッシュは約7年程使用した物だがちぎれも無く比較的綺麗な方でした。
ただこれの交換でセンターが出たか、というと必ずしもそう言う訳では無い様である。
と、大きな作業としてこんな物。細かい所では「エンジンオイル・フィルター交換」「LLC交換」「サーモスタット交換」
がありました。また2.5GTだから、という訳では無いと思いますが各所のゴム・ホースは老朽化でプラスチックばりに。
よって部品が出る内に各ホース類や備品も交換となりました。忘れがちな「スペアタイヤ」のエア・チェックもお願いしました。
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