セルモーター交換(2)

前回のセル交換から6年という時が過ぎ、再びセルの不調がやって来た。
初めての時はエンジンが掛からない、掛かる、掛からない・・・を繰り返しており「そろそろ交換か」と
時間的余裕があったのだが今回は掛からなくなる症状が出てからご臨終までが早かったです。



車が動かない為に修理に持って行く事が出来ない。故に自力で修復するのが前提。
まずは前回の記憶もあいまいなので車をジャッキアップさせてやりセルの位置やボルトを目視確認する。



セルモーターを確認。なんか油分がべっとりと付着している様で・・・。
ボディに固定されているボルトは2本、それとカプラー×1にバッテリーからのラインが1本。



後日BOSCHにてリビルトのセルモーターを発注。商品到着後10日以内に返却を、と詠っている。



そして交換当日。下見では車体のサイド側に2個のウマを掛けたが今回は識者の意見に従いフロントに
2個のウマを掛ける事とする。確かにこの方が作業効率が良い事が判る(ウマが邪魔をしない)。



私はプロの修理屋では無いので段取りに自信はありません。まづバッテリーを車体から分離させ作業
に入ります。車体下に潜りまず手でカプラーを引き抜きます。これは簡単です。次にバッテリーからの線を
14mmのメガネで抜き取ります。後は車体に固定されている上下2本のボルトを抜くのですが下側は目の前に
見えており簡単にアクセス出来ます。ジャッキアップポイントにある配線カバー(10mmボルト×2)を取った方が楽です。



オートマチック車の場合はATFゲージそのものも邪魔なので取り払ってしまいます。
これで下側のボルトは外す事が出来ると思います。



問題は上のボルト。噂通りの厄介者です。私はロングエクステンションにユニバーサル、14mmソケット
を用いてCRC556を大量に吹き付けて外しました。ソケットの角度が上手く入らなく苦戦30分でした。



ボルトが緩めば本体を車体から切り離すのは大した作業ではありません。ボルトも車体側に残って
くれるので再度リビルトを取り付ける時も大した苦労はありませんでした。改めて取り外したセルと
リビルトのセルを比較してみました。そりゃリビルトの方が綺麗なのはあたり前ですね。


取り敢えず不動車状態は1ヶ月で済みエンジンがかかる様になりました。作業に当たり当方の駐車場まで下見
に来てくれたTさん、電話相談にのってくれた愛知のMさん・茨城のMさん・香川のSさん、神奈川のSさん
他ありがとうございました。これで後6年は大丈夫なんじゃないかと思っています(笑)。




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