中央本線旧線(信濃境〜富士見間)

中央本線の旧線路跡、今回は信濃町〜富士見間に残る立場川橋梁にポイントを置いてみたいと思います。



現行地図に旧路線を書き込んでみました。「旧橋梁跡」が今回の訪問地です。



綺麗な青空の下、緑の中にかかる立場川橋梁の全体写真。綺麗な構造をしています。(右が新宿方)



ちょっと急斜面ではありましたが草をかき分けて旧線路跡の路盤へ上ってみました
すでに誰かが登っているのか自然と道が出来ていました。
線路は取り除かれ木は腐っている様です。(奥が新宿方面です)。



鉄橋上のアップ。線路跡が凹んでいます。



橋の手前から奥(信濃境方面)を写したもの。橋の先にはトンネルが有るのですが確認出来ません。



私が立っている足下にも枕木とバラストが残っていました。



錆だらけの架線柱も何本かはそのまま放置されていました。



青空に廃鉄橋が冴えます。



鉄橋を真下から見上げたところ。とても芸術的に見えます。



旧立場川橋梁上から新しい橋梁を見るとE257型が新宿方へ走っていきました。
上の線路跡を見ても判りますがココを走っている当時の中央線は単線でした。
1980年に複線化されたのですがその際に多くの線路が移設されました。この橋もその遺跡な訳です。
因みにこの鉄橋は「立場川(たつばがわ)橋梁」と言い1903年製造の上路ボルチモア形式のトラス橋です(本参照)。




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