京急大師線地上旧線跡

2019年3月に大師線の「東門前〜小島新田」間が地下化されました。
個人的に産業道路を踏切で渡る景色は好きな景色であった為に残念ではありますが
車を運転する身としてみれば交通渋滞の原因にもなっているので仕方ないことなのかと思います。



地下化された箇所を赤ラインで記入してみました。東門前駅横には踏切が1つありますが
それを越すとすぐ地下に入ります。次の「大師橋(旧:産業道路駅)」は丸ごと地下駅となり
小島新田駅との中間辺りで再び地上に顔を出すといった構図です。この旧地上線跡を見てみます。



産業道路第二踏切の様子です。この区間は工事により単線化されたので踏切上には
線路は1線分とかありませんが地下化で複線に戻されているのが写真でも判ります。
線路切り替えから約2ヶ月という期間しか経っていないので工事跡が良くわかる写真です。



同ポジションより地下からせり上がってくる所と旧線を捉えたもの。奥が小島新田駅。



産業道路第二踏切から旧産業道路駅方を撮影したもの。
この写真の方が複線を単線にした、というのが判りやすいでしょうか。



小島新田〜旧産業道路駅間の廃線跡。架線は無くなっている。



少しだけ坂業道路駅側へ移動して1枚。奥の道路は産業道路で上は首都高速道路。



小島新田側から見た地下への入り口部分。



産業道路部にもまだ線路が残っていた。海の近くを通るこうした幹線道路には昔は多くの
貨物線等の踏切がありましたがこの京急は最後まで残った踏切でした。



産業道路側から2号踏切方を向いて撮影したものです。



自動車の切れるタイミングで撮ったもの。駅名も変わってしまう産業道路駅も地下化された。



産業道路の踏切跡。子供の頃こういう所に線路が通っていると興味シンシンだったっけ。



産業道路駅前から小島新田方を撮影したもの。



産業道路駅は解体中。この後どう生まれ変わるのでしょうか。



2018年11月に訪問した時のMovieです。参考程度迄に。



東門前駅を出て小島新田方へ行く電車。駅は写真のすぐ左にあり右はすぐトンネルという構図。



東門前第一踏切からトンネル部を見たもの。



地下化される前、東門前駅に停車している電車から産業道路方を撮ったもの。
道路として無くなってしまった2号踏切も確認できる。



こちらは東門前第三踏切の廃止後の様子。実は第二踏切も存在していたのですが
地下化される際に道路として完全に遮断されてしまっており跡もなくなっています。



線路切り替えの様子が判るもので奥が東門前駅方です。
奥に小さくですがトンネルから出てきた川崎行きの電車が写っています。



反対側はすぐ産業道路駅となっています。右は大師中学で校庭のネットが写っています。



実は京急大師線は川崎から終着駅迄全線を地下化する計画がありましたが現在は「鈴木町駅〜小島新田」間のみ
が施行予定となっており同区間は2つの工事区間に分けて行われる予定でその内の1つである
「東門前〜産業道路の先」が先に地下化された訳です。残りの鈴木町からは2023年に工事完了予定となっている
為に今回紹介している東門前側のトンネルは「仮」の姿と言って良いかと思います。

別途オマケとして産業道路駅付近を走る電車の写真を数点リンクさせておきます。




廃線へ戻る産業道路を走る電車