南武貨物線と交差

相模原線の「稲城駅」の西末端部上にある高架橋が南武貨物線です。南武線は「立川-川崎」間を走る旅客線ですが開通時は
貨物輸送が目的で奥多摩での石炭を立川経由で川崎まで運んでいたいわゆる貨物線でした。私の祖母が「登戸」に住んでいたので
子供の頃よく利用していましたがホームに入って来る車両の内3本に1本はホッパー車でしたし電車も103系以前のいわゆる「チョコ電」でした。

そんな南武線は「分倍河原駅」を川崎方面に出ると旧下河原線の下を通った後上下線が分岐し川崎方面に向かう線路のみトンネルに
入っていきます。上下線の間には武蔵野線が割り込んで来て「府中本町」の終着駅に到着。ただ線路は一部終端になりますが
側線はそのまま南武線の間を走り生田トンネルに入っていきます。写真の相模原線との交差以外にも所々地上に出ますが非常に長い
トンネルでこのまま駅も無く武蔵小杉駅先の横須賀線まで続いています。途中には「梶々谷貨物ターミナル」があり「貨物専用線」
を意識させますが臨時列車などが走る事もしばしばある様です。貨車は比較的本数が多くちょっとホームに居るだけで2本程度の貨車が往来していました。



武蔵野貨物線を行くEF65




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