土砂崩れ
2008年8月末に起きた高尾支線での脱線事故。該当車両の8728Fは何とも痛々しいお姿になられました。
脱線事故があったのは8月28日で関東ではそろそろ台風シーズン到来か、という時期で集中豪雨が多い季節でもあります。
上の写真は翌日29日に現地を訪問した時の高尾駅の様子です。右側が高尾止まりの折り返し列車で北野方にあるポイントが
使用され全列車が5番線からの発着となりました。写真左の6番線に止まっている8000系は復旧作業員の休憩場所的な扱い
になっており1日ここに停泊していた感じでした。奥の方に該当8728Fが居るのが判ります。
調布駅での1コマ。7708Fが「高尾」行きの幕を出している珍百景。通常ダイヤに「高尾」行きは存在しない。
2020年2月のダイヤ改正で「高尾行き」の設定がレギュラーで発生しました。
8728Fをクローズアップしてみた。この電車は高尾山口から回送で走行していた様で乗客は皆無であったのが
不幸中の幸いであったか。ただし速度規制はかかっていなかった様で約60km/hの早さで線路上に積もった土砂に
電車が突っ込んでしまった様だ。運転手はさぞかし驚いたんじゃないだろうか。トンネルでてすぐだし。
サイドのガラスも割れている様だがホームからは確認出来ない。正面運転台窓はご覧の有り様だった。
高尾線自体は30日に全線復旧となったが8728は廃車になった模様で残った7連の今後が気になったりもするのだが。
京王帝都のページへ戻る