イスを見る

現在の京王電鉄の現役車両は全てが20m車両となりドアも4扉車になりました(一部5扉車も存在)。
電車が18m時代の頃は3扉の片開きドアで運転席後ろにもシートがあり座りながら進行方向を見る事も出来ました。
ここでは現役車両による「シート」の違いを見てみたいと思います。車両が異なればシートも若干異なります。面白い物です。



こちらは京王では唯一の鋼鉄車両となってしまった6000系統のシート。6000系は全てがこのオレンジ
モケットシートに統一されています。特に印はありませんが基本的には7人がけとなっています。



7000系には2種類のシートが存在します。車体の側面がピードプレスの後期型はシートカラーが赤
になっており見た目は6000系と変わりませんが1人1人の場所を区別する為に編み目が施されています。



こちらは側面がコルゲート仕上げの初期型でシートカラーは何とも不気味なピンク色になっています。
後期型同様に一人一人の座り位置が区別出来る様に背中部に模様が入っています。7000系は現在
更新を薦めておりシート端の部分が鉄柵から板になった編成も出ていますがシートそのものに変化はありません。



哀しい事に優等列車の代表となっている(笑)8000系のシート。色は何故か再びピンク色が採用されました。
この8000系のシートの特徴はやはりバケットシートですね。悔しいですが座り心地はかなり良いと思います。



一番新しい9000シリーズのシートは7人掛けを3:4に割り振る為にシート中央にも鉄パイプが走っている
のが特徴です。シートは都営10-300R同様深いバケットになっていますがちょっと堅い印象を受けました。



京王帝都のページへ戻る