平山研修センター

京王電鉄の研修センターは日野市・八王子市の境、丁度多摩テック遊園地の西側に存在します(正確には八王子になる)。ココでは運転技術研修や
架線・ポイントなどを使用した実技研修が行われているとの事です(社員の方に実際に聞いてみました)。施設内は資料館や体育館などもあり休日には
京王社員のスポーツチームが体育館で汗をかいていたりします。しかしメインは中庭にある3両の現役引退車両で綺麗に静態保存されています。

普段は一般の人が入る事は出来ませんが時々フェスティバルなどで解放している様です。停車しているのは5723系・2015系・2410系
の3台と奥に小型の貨車がある様です。子供の頃の記憶でもココに線路がある施設があったのを覚えています車両はなかったと思います。
そう言えば近くの多摩動物公園駅の駅前には以前保存車両として「デハ2410」がありましたがコレが化粧直しをして
やって来たのかも知れません。この研修センターは偶然にも実家からとても近い位置にある為に撮影してきました。



研修センター正面入口


この敷地内には3本の線路が敷かれていている様です。1つは3台の車両が置かれている線路。それと平行している線路が手前にありコレは先端部分に
ポイントが付いていて直前で「ハ」の字状態になっています。片側の方は建物内に入る為の簡易的な踏切が設置されていますが遮断機等はありません。
その他、車両展示と言うよりも施設・設備をモニュメント的に作り上げている手動式転換期・第2種踏切・戦災で使用された架線などがある様です。
第2種踏切は「下高井戸第一踏切」で実際に使われていた物で、架線も平成4年まで「高幡不動〜南平」間で実際使用されていた物だそうです。




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