桜上水車庫・廃跡
かつては広大な土地に車庫・検査区を構えていた「桜上水検査区」ですが昭和58年の若葉台移転に伴って構内は
かなり寂しくなってしまいました。当時は構内の八王子駅よりには大きなドームが2コほどあって色々な車両が検査を受けていました。
当時の「電車の検査・修繕」欄にはこんな風に記されています。
「四年以内の周期で主要部分を解体する全般検査と二年以内または走行30万キロ以内で重要部分を解体する「重要部検査」は
電車を工場に数日留めて行われる。二ヶ月以内の回期で各部の状態や作用を検査する月検査は電車を昼間検車区に入れて行われる。
また48時間以内または走行1600キロ以内での列車検査も車庫線のある検車区で行われる。」
移転から約22年経過しましたが桜上水駅は以外にも遺品を残しています。
■4番線から旧車庫側を見る。■
■新宿側の留置線。左2線はかつてドームに覆われていました■
■検査区跡地は「京王不動産」による住宅展示場になりました。■
■八王子側の北側に残る当時の線路。もうボロボロです。■
■上の線路は何処とも繋がれておらづこの有様。いい廃っぷり。■
■さらに敷地内には当時物??のトロッコ・枕木が放置されていました。■
■「桜上水保線区」・・・いい響き(笑)。■
車庫のページへ戻る・
京王帝都のページへ戻る