> 名鉄小牧線の「牛山〜春日井」間から小牧空港方面へと延びる1本の廃線路が有ります。これはかつてこの駅間に有った
豊山信号場から小牧空港へ航空燃料を輸送していた貨物線の跡なのです。信号場としての機能も2002年に廃止されていますが
基地への線路は綺麗に残っていました。ただ夏休みの訪問と有り草ボーボー状態で判りづらい写真が多くなってしまいました。
冬の時期にでも訪れる機会があれば再撮したいですが線路跡も無くなるのでは、と言うウワサも有り今後が心配です。
一応現行マップに線路図を手書きで加えてみました。
牛山〜春日井間の専用線分岐地点を近くの踏切から撮ってみました。右に止まっている車
の後ろへと線路は続いています。余談ですが今にも雨が降り出しそうな天候でした。
ココが分岐点。左が名鉄本線で奥が春日井駅、○印が専用線への道です。
線路跡を歩いていきます。写真では線路は1本しか見えていませんが片方のレールもきちんと残っています。
因にその見えない方のレールは見えているレールの左側に存在しています。結構民家ギリギリですね。
民家と田んぼの間を走っていた専用線。開通時は非電化で後に電化され機関車が荷を牽いていたそうです。
夏草に覆われている線路。田んぼの横なのでカエルがピョンピョンと跳ねていました。
県道102号(木曽街道)に当たる所で線路は一旦途切れています。現役時は踏切などがあったのでしょうか?。
県道の先にはトワイライトな景色が続いていそうです。実は基地はもぅすぐソコです。
信号機の様な物も腐って良い出汁が出ています。
半分土に埋もれてしまっていますが線路が見えています。
自衛隊基地と有り境界線部にある石には「防衛庁」の文字が見えます。
完全にコンクリートに埋まっている線路。線路を剥がさないでこのままの状態になっている
のが「良し」なのです、うん。この道路の先から複線になるのですが草で判らないのが残念です。
丁度印を付けた辺りで線路が分岐しているハズなのですが。
架線柱だけは綺麗に残っている専用線跡。線路も複線になると基地は目の前です。
架線柱が無ければ駐車場としか思えませんが線路も薄ら複線分顔を覗かせています。
いかにも鉄道門が有った、と言う角度をしている小牧基地への入口です。ココまで徒歩なら6〜7分程度。
塀に隙間が有ったので人間の心理としては覗きたくなってしまいます・・・線路はもちろん有りませんでした。
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