夏休みを利用して出かけた北陸方面。宿泊したホテルのすぐ近くに廃線がある事を知っていたので早朝の雨の中
撮影して見る事にしました。この廃線はJR糸魚川駅(北陸本線・大糸線)から西に延びており距離にして約2Km弱の専用線
で所有は「明星セメント糸魚川工場」でした。廃止は2003年3月となっており既に6年の月日が流れてしまっている。
(ここの訪問は2009年であり現在は北陸新幹線開業で大きく変化していると思われます)
こちらは専用線が現役の時の航空写真です。すぐ上には日本海が見えている程の距離です。糸魚川駅を北陸線と
寄り添う形で西方へ進んだ線路は国道の下を潜ると南下して行き工場内へと入って行く、というルートになっています。
糸魚川駅構内から廃線開始部分までは時間の都合もありしっかりとした調査が出来ませんでした。
写真はまさに北陸本線から分岐し南下をしようか、と言う場所です。奥の陸橋は国道で、航空写真にも
掲載されています。車から見た感じだと新幹線工事も始まっているのと草がもの凄く線路の存在すら不明でした。
専用線は糸魚川駅構内から4本の線路が出ておりこの写真の部分で1線になり工場に延びていました。
線路が1本に集約された個所のポイント部はそのままになって残っていました。右は北陸本線です。
もう少し工場側へ戻ると線路がはっきりと顔を出してきます。
カーブを描きながら延びる線路。模型の様なコケが良い感じ。奥にはもうセメント工場が見えています。
カーブの終わり程までやって来ました。どうやら線路は工場入り口付近まで続いている様です。
と、思ったら線路は途中でプツリと切断状態に。枕木だけは残っている様ですが。
工場入り口辺りで線路が再び現れますが分岐ポイントとなっています。
再び無くなる線路。この先はすぐ工場となっています。入り口に痕跡は残っているのでしょうか??。
工場への入り口部分は流石に跡形も無くなっていました。残念。
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