コンデジたち
今迄買って来たコンパクトデジタルカメラの成長を見て行く事にする。
初めて購入したコンパクトデジタルカメラはソニー社の「DSC-W70」という製品でした。発売されたのは
2000年ともう10年以上も前です。価格はビックリドンキーの113,000円(定価)。今宵のコンデジの走りで
本体サイズが非常に大きいのが特徴ですがその分撮影はしやすかったと記憶しています。
マニュアル露出もかなり細かく最近のカメラでは「絞り・解放」という二者選択しか無いのに比べこちらは
細かいステップに分かれています。が、その反面感度調整はAUTOしかありません。画素数は330万画素と今では
しょぼいですが10年以上前はこの数値で十分だったと思う。画像サイズは最大で(2048×1536)。そこそこのサイズで
撮る事が出来ました。しかしムービーがおまけ程度に付いているだけで5・10・15秒という設定でしか撮れなく
サイズも(320×240)が最大でとてもYOUTUBEにUp出来る画像ではなかったです。
バッテリーも桁違いに大きく予備を持って歩くのもおっくうに。機能はソニー社にしては珍しく何処も
不調になる事はありませんでした。しかし2005年末に買い替えとなりました。理由はバッテリーのへたりや
どんどんコンパクト化して行くボディを羨ましく思ったのもありました。画素数も700万クラスが主流になっていましたし。
丸5年使った2台目のコンデジはまたしてもソニー。「DSC-W7」という700万画素クラスの物でした。
初号機のS70よりはるかに小さくなったボディには感動しました。しかしこれが発売された当時、もっとスリムな
カメラもすでに出廻っていたのですが単三乾電池を使えるカメラとしてはこれが最小でした。バッテリーは
無くなればチャージするしかありませんが単三乾電池が使えればコンビニで購入する事もできます。
また当時はオプションとして1.5倍、2.0倍のテレコンとワイコンがオプションとしてあったので購入してみました。
2.0倍のテレコン装着ではアダプターも付くのでコンデジにしてはビックリなスタイルになってしまいましたが
35mm換算で300mmクラスまで寄る事が可能でした。でも感度は100/200/400しか無くテレコン装着はよっぽど順光
で撮らないと綺麗には撮れなかったです。でもワイドコンバーターは35mm換算で27mmになるので一眼レフ購入後は
ずっとワイドを装着したままの状態で持って歩いていました。しかしこのカメラ、故障が多くて大変でした。
・電源を入れると突然レンズが出たり閉まったりを繰り返す→電源切れる→復活せづ。
・画面に黒い点(多分ゴミ)が入り込み絞り込むとモロに写ってしまう。
・オプションレンズ装着用のアダプターのネジ受けがバカになってしまった→部品交換
・各シーンダイヤルが安定せづ動画のシーンで勝手にスチールモードに変わってしまう等。
このカメラの修理代で本体価格はゆうに超えています。ソニーの修理部門に貢献した者として賞状が欲しいところ。
そして決定的なのは電源が入らなくなる事がある、勝手に電源が落ちる、という症状が最近頻繁に出て来た為に撤退決定。
2011年元日に購入した3号機でソニーと決別。最近の私の家電購入によりほとんどのソニー製品が粗大ゴミへと葬られている。
富士フィルムの「FinePix」。佐々木希の表紙に打たれた訳じゃない・・・けど初のFujiFilm社製品。購入動機は動画を綺麗に
そしてそこそこの時間撮影出来る事とワイドで撮れる事。撮影は基本一眼でやるんで画質や機能は特に1番じゃなくてよかった。
このモデルは「F80EXR」と言う物でワイド側で35mm換算27mmまで引く事が可能。実はワンランク上の「300EXR」は24mmまでひける
のだが上級機種なので必要の無い機能が多く付いていて価格も高い、なのでF80EXRというモデルにした。何と14,000円という安さ。
発売が2010年4月なんでまもなく機種変更だからだろうか。実は購入したその日にこの記事を書いている為にレビューが出来ない。
さっき部屋の中で何枚かシャッターを切ったがかなりボディが薄くなった為に軽くなりブレを抑えるのが難しくなった。
小柄なボディながら3インチの液晶を備えていて質感も良いがこれでかなりバッテリーをくいそうである。テレ側は35mm換算で
270mmまで行けるみたいだが画質がどうなんだかは今は判らない。感度は100〜12800までありふざけている嬉しさである。
FujiFilmのコンデジも他社同様に種類が多いが「マニュアルで絞りを調整出来る」のはあまり無い。この型が可能な機種で
最も安いのではないだろうか。今迄はソニー製とありメモリースティックを使用していたがこちらはSDカード。以外にも今迄
SDカードというものを使った事が無くワゴンセールで売っていた"BUFFALO製4G"を980円で買った。ちょっと心配である(笑)。
さてかなり遅れたがこの「FinePix」やはり価格相応品でワタシのカメラライフには適さない事が判明し既に手元にない。
別記「風防製作」にも記していますが画質が悪過ぎる。解像度の数字ばかりをアテにしていても駄目でレンズそのものが
しょぼくて見れた物ではない。特に動画の画質は酷過ぎる(動画撮影の為に買ったのに・・・)。画面はザラザラで快晴時も
まるで増感したかの様な映りになってしまう。店員の騙し文句には改めて注意が必要だと感じた商品でした。
でもって2012年6月末に買ったCanonの「PowerShot SX260HS」。実はカメラ製品でCanonを買うのは初めてであったりします。
発売は同年3月でしたから販売後間もなくの購入となった4機目のコンデジです。画素数1210万、焦点距離は35mm換算で25-500mm
の20倍ズームです(笑)。まぁ500mmなんかで使うと絞りはf6.8まで絞られてしまいますがソコはコンデジなんで求めていない
領域です。画質は富士フィルムとは比べ物にならない程鮮明で同じ1200万画素クラスとは思えません。当然動画撮影にもソレが反映
されてきます。前者FinePixが.avi(Audio Video Interleave)であったのに対してCanonは.movになりました。
静止画ですが感度はISO200までをワタシなりの使用範囲と決めて使用しいます。400も見れない訳ではありませんが200との差
が感じられるからです。動画撮影時は感度はオートのみなので気にしなくても大丈夫でした。このカメラも最近では少なくなった
マニュアル撮影モードが付いています。感度は最大3200まで増感可能、シャッター優先と絞り優先には露出補正も付いていて
最低限付いていて欲しい機能が付いています。録画ボタンは専用になっていて「静止画/動画」切り替えSWが無く便利ですね。
この記事を記載しているのが2014年8月末なので購入して丸2年以上経過していますが故障も無くSonyとの差も出ているなと
実感し愛用中ですがBatteryのヘタリが早いのが気になる程度です。旅行ではチャージャーが必須ですね。マイクの位置は本体上についていて
何処に指向性を持っているかも判りません。オープンの使用では風に当たると×なのは共通で風防を自作しています。また色々な
お遊びフィルターも付いているのでたまーに遊びで使ったりしています(ソフトフォーカス・ジオラマ風・魚目などなど)。
2017年2月に購入したNikonのCoolpixA900。前のCanonも良いカメラでしたが約5年もの間使用した事に加えBatteryのヘタリが
来た事、画素数の少ない問題もあり買い替えました。ニコンのコンデジは初めての購入となりますが当初はDLシリーズを買うつもりで
いたのですが1年間も待たされて発売中止になりA900を買った次第です。
仕様としては35mm換算で24-840mm・電子ズームを使えば3,360mmまで行くらしいですが使いません(笑)。
画質はカタログ同等を求めて撮影すると肩透かしをくらいます。あまり綺麗ではありません。カタログに写っている写真は
本当にこのカメラで撮ったものなのだろうか、と言ったのが素直な感想。ボディは前に仕様していたCanonより若干大きくて
重さもあります(約300g)。ファインダーはスライドしてローアングルなどでは見やすくなるかもしれません。DLシリーズはRawで撮影出来る
メリットがありましたがコチラには当然なし。モードはP/S/A/Mという通常設定に露出補正有り・フラッシュ有り・マクロありです。
シーンモードが有り(雪・スポーツ・花火・・・)など地獄の様に有りますが興味ないので1回も見た事がありません。
ズームのスピードがちょっと遅いのが気になります。あと動画モードが無く動画撮影ボタンを押したら動画撮影が開始されてしまう為
にフレーム内で絵を決めるのが非常に困難だったりします。ボタンを押してすぐPAUSEを押してやれば動画画面が見られるので
サイズ調整出来ますが毎回そんな事をやるのは不便だったりします。きちんと動画サイズのフレームを見て絵を作りたい、が出来ません。
ただ4Kで撮れるので画質は非常に綺麗です。マイクはボディの前面に付いているので風防はこちらにも付けました。
なので内臓のローカットは入れていません。入れるとcompで叩かれ過ぎた音がしてしまい違和感を覚えます。
それと取扱説明書が薄っぺらく詳細に触れていません。こんなの見なくても判るだろ、と言うのは記載してあるのに。ちょっと手抜きに感じます。
コンデジならではのフォーカスの甘さはNikonなら大丈夫かと思いましたがイマイチの様です。感度もISO200程度までかと。
ギャラリーへ戻る