2016年以前・八幡山〜下高井戸間(京王高架project2)


八幡山駅は真下を走る環状8号線の整備もあり1970年に高架になっています。
故にこの駅自体は高架工事による大きな変更は無いかと思いますが左右の駅は地上駅の為に
この駅からどの様にして高架が続いていくのかは見ものだと思います。
また芦花公園側には留置線が2本存在しておりコイツの使い道(留置線が本線になるのか、それとも
留置線はそのまま留置線として残して現在線部分が高架になるのか)が気になるところです。



(左):八幡山駅に停車している電車内から芦花公園駅方を撮ったもの。
(右):停車している電車内より上北沢方面を撮ったもの。

両駅間共に短い区間なのですが坂を下ったりカーブしたりしており目視できません。



芦花公園→八幡山間を車窓から。



八幡山駅から延びる留置線下には月極駐車場がありましたが2016年頃に高架化工事を
見据えて廃止されています。ここにJZZ30ソアラが停車しているのを通勤中に良く見たものです。
右写真は9000系×2本が留置線に止まっている所。ここに止まっている電車は余りみたことがなかったです。



上北沢公園から八幡山方面を撮影したもの。6000系電車が坂を上り八幡山駅へ向かう構図です。
高架工事により仮線施設となればここらの道路もズレることになるでしょうか。



(左)上北沢駅に侵入する新宿行き電車。
(右)上北沢駅を八幡山側から。バリアフリー化前はこの踏切からホームに入るという荒技だった。



桜上水側から見た上北沢駅の全体の様子。
高架になった後も1面2線の構造になるそうですが現在の上り線は構内で大きくカーブしており
スピードアップの妨げにもなっていそうですから解消されるのでは思っております。
更には駅の南北には細い道路しか無く店がギッシリと詰まっていますので工事は複雑になりそうです。



高架区間の大半が南側の用地を鉄道用地とする様です。
写真は桜上水5号踏切ですが駅前にあった薬局屋は比較的早くここを撤退しています。



(左):上北沢駅南側の裏手。このお店も消滅する事になる。
(中):上北沢を少し桜上水方面へ歩いた所。Nゲージで再現したくなる木工所を発見。
(右):2016年頃には高架用地買収が始まっておりポツポツと空き地が目立つ様になっていた。



2008年に橋上駅舎化された桜上水駅の全景。
桜上水駅には小さな車庫が隣接していますが8両編成しか停泊出来ないという罠。
高架化の際には解消されるのではないかと思われます。

写真は上北沢方から撮影したもの。距離も短くストレートな故に高架になると
見通しが良くなりそうです。この駅も2面4線のまま上に上がる訳ですが車庫の扱いをどうするのでしょ。
また橋上化から高架工事までは短い期間でしたが芦花公園同様一度解体するのでしょう。



桜上水駅の南側は月極駐車場や京王ストアなどがありました。
ここらも高架工事が本格化すると様子が大きく変わりそうです。



(左):桜上水→下高井戸間の様子。住宅密集地といったところ。
(右):下高井戸駅に停車中の電車から桜上水方を見たもの。



沿線に建つ「赤堤テラス」。このマンションの線路側には「高架反対」の旗がバタバタ立っている。
高架化に関しては線路と建物との間にある駐車場が犠牲になると思われるが建物はそのままになるのだろう。
このマンションもネットで価格を見ると良い値段がする。高架化されるとマンションとの距離も近くなり圧迫感
が出るだろうし日照問題、騒音問題、なんかも懸念される。とは言え工事は止まらない。



下高井戸駅の工事は難航が予想される。
大きなカーブに存在してる事に加え東京急行電鉄が隣接しており北には市場もあって相当整理しないといけない。



(左):駅横の踏切を北側から撮影したもの。手前には市場があり踏切の先は商店街になっている。
(右):東急電鉄の駅は京王にピッタリ寄り添っている状態。かつてはこの位置辺りで線路が繋がっていた。

京王線の駅は高架になりますが東急の方は現状のまま。
今では京王ホームから可愛らしい東急世田谷線の車両を眺める事が出来ますがそれも見納め。



上りホームの裏手の駐車場も廃止されていました。



下高井戸駅のホームは両端に踏切が隣接していますが、写真は明大前側にある踏切で
「明大前4号踏切」を北側から南側を撮影したもの。かつて畳屋などがあったが撤退しており空き地になっている。




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