廃止になる踏切


この高架工事によって消える踏切のありし日の姿を抑えてみました。
工事区間7.2Km内にある25個もの踏切が消える運命にあります。


代田橋1号踏切



1号踏切は代田橋駅のすぐ横に隣接しています。車の往来はあまりありませんが
人の往来はかなり多い踏切です。朝は「開かずの踏切」状態になることも。

代田橋4号踏切



4号は水道局の中央部位に位置する細い道路です。形状からして車が踏み切り待ちを出来ない
のでココも車は余り通らない様です。奥が甲州街道ですがチラッと首都高速が見えています。

代田橋6号踏切



6号は井の頭通りとの交差なので朝は非常に渋滞する踏切です。
甲州街道からこの代田橋6号踏切迄は余り距離が無い為に甲州街道から右左折する
車が詰まってしまう程です。ここら辺の道に京王電車を超える、潜る道路が無くネックになっている所です。

代田橋7号踏切



7号は6号からさほど離れていない距離に存在し住宅地の中にあります。
写真の白いフェンスの所にはかつて奥に有ったアパートへ通じる細長い通路がありましたが既に過去の話です。

代田橋8号踏切



代田橋と明大前間にある踏切では一番明大前側に存在する8号踏切の様子です。
パッと見ると7号と雰囲気がよく似ています。ここの左手には多くのアパートがありましたが取り壊されています。

明大前1号踏切



踏切名称の通り一番明大前駅に近い踏切で線路からは直ぐにホームが見える位置に存在しています。
比較的車の往来もあって朝を中心に大渋滞しているネックな踏切でもあります。

明大前2号踏切



1号から数十メートル西へ移動したところにあるのが明大前2号。
旧明大前駅は1号踏切と2号踏切の間に存在していました。

明大前3号踏切



下高井戸駅と明大前駅の丁度中間地点に存在している3号踏切。
この道路は「菅原天神通り」と言って赤堤通りを突き抜けて小田急の豪徳寺駅迄繋がっている。
踏切から豪徳寺方に少し歩いた所に「菅原神社」が存在しており道路名はそこからと思われる。

明大前4号踏切



4号踏切は下高井戸駅ホームに隣接する形で存在しています。パッと見ると「コの字」の形状をしている
この踏切ですがこれは京王電車が10両化され、ホーム延長された時に移設された為。かつては
車両1両分だけ西の方に存在しており南北の道路を直線に結ぶ踏切として存在していました。

下高井戸1号踏切



下高井戸駅1号踏切は駅の西側に存在しており商店街の延長線上とあって人の往来が凄い。
近くには日本大学もあり学生を中心に賑わっていて駅前には市場も存在。また京王ホームと隣接して
東京急行電鉄のホームもあり写真でも判る様に高架化はかなり大変そうにうつる。

下高井戸2号踏切



赤堤通りから甲州街道まで(一方通行)続く道路に存在する2号踏切。
踏切の南側には比較的大きなコインパーキングがあるが'19年6月時点でまだ営業中。
いづれは高架用地として明け渡すことになると思われる。住宅密集地に存在しています。

下高井戸3号踏切



細い道路の割には甲州街道から入ってくる車の多い道で早朝を中心に踏切渋滞する。
写真は3号踏切を甲州街道側から撮影したもの。最近数を減らしたコンクリート上にのる架線柱が存在する。

下高井戸5号踏切



桜上水駅のすぐ横に存在しているのが下高井戸5号踏切。車庫への入出庫線も踏切上に存在している為に
踏切の長さがかなり長くなっているのが特徴です。写真の9000系は下りホームに停車中。

桜上水3号踏切



桜上水駅から西で一番近くにある踏切が3号踏切です。1号は車庫増設で消滅、2号は車庫末端側に存在
していましたが廃止されてしまいました。画像を見ても判る様に自動車の通れない細い踏切になっています。

桜上水5号踏切



上北沢駅の新宿寄りにあるのが桜上水5号踏切。この短い駅間に当時は5個の踏切があった訳です。
因みに4号は3号踏切のすぐ横に存在していましたが踏切を渡った先にある住居専用ではないかと予想されます。
こちらの踏切は幅があるのに甲州街道側からの一方通行になっています。高架工事で大きくイメージが変わりそうです。

上北沢2号踏切



八幡山と上北沢は京王の中でも一番駅間が短くて600mとなっています。
八幡山駅がまだ地上駅だった頃には他に踏切がありましたが現在はこの1本だけに。

八幡山2号踏切



八幡山と芦花公園駅間も700mしか無く坂を上ったら(下ったら)駅という印象。
よって踏切も現在は1本しかありません。この駅は橋上化されたばかりですが高架工事の際は
写真手前の下り線側から工事が開始される為に変化していきそう。この道路も交通量が激しい。

芦花公園1号踏切



私もかつてこの近辺に住んだ経験がありますが、その時にこの踏切は良く利用しました。
この周辺は一方通行が多く通れる道が限られます。写真奥が旧甲州街道の一方通行。

芦花公園3号踏切



旧甲州街道から千歳通りへ出て砧方へ抜ける穴道なのだが細くて交通量が比較的多い道に
存在する3号踏切。写真は旧甲州側から撮影しています。線路手前を右へ曲がると千歳烏山駅。

芦花公園4号踏切



歩行者専用踏切の4号。写真は北から南を撮影したもの。銭湯「松の湯」がある。

芦花公園5号踏切



千歳烏山駅の新宿方にある踏切。南北に商店街が延びており人の通りが半端なく多い。
千歳烏山はかつて2面4線のホームでしたが、その名残が芦花公園側に残る。そして今回の高架化では再び2面4線化になる様。

千歳烏山2号踏切



千歳烏山のホームから数十メートル西へ行くと最初の踏切を抜けるが、それが2号踏切。
写真の段階で既に工事が始まっているのが判る。ここは歩行者専用の踏切となっています。

千歳烏山3号踏切



世田谷区給田2丁目に存在する3号踏切もまた歩行者専用踏切となっています。
ここら辺には京王線を乗り越えたり潜ったりする道路が無いのに加えて歩行者専用踏切ばかりで車移動
がとてもしにくい所だったりします。奥の建物は佼成学園。学校の真横に高架橋が立つのだろう。

千歳烏山4号踏切



吉祥寺通りの延長線上にある踏切で交通量が多いのが特徴。もっとも先述もしましたが線路を南北に横断出来る
道がないので自然と車が集まってしまうのだと思います。ここらは世田谷区でも緑が多い箇所です。

千歳烏山6号踏切



消える踏切25番目の「烏山6号」です。消えた5号が気になりますが旧地図を確認してみると
6号のすぐ横に存在していた様です。この道路は「給田六所神社通り」といい写真背中方、烏山小学校
の先に「六所神社」というのが存在しています。早朝は烏山小学校へ通う子供たちが踏切渋滞に巻き込まれています。




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