神奈川臨海鉄道浮島線(2)




丁度中間地点付近にあるのが「末広町駅」。写真は丁度駅入口辺りをみた所。



末広町駅構内。神奈川臨海鉄道のれっきとした駅の1つでコンテナホームが存在しています。
武蔵野線梶ヶ谷タ→末広町間に「クリーンかわさき号」と言う列車が設定もされています。
写真の一番左は行き止まり、真中はコンテナホームへ、右はパスして行く線路になっています。



駅の出口部分。線路位置からして最右の線路は以前は繋がっていたのでは?。



末広町駅を過ぎると直ぐに東燃化学川崎工場への分岐です。こちらも完全に一企業の敷地内に
吸い込まれている為に内部の調査、及び写真撮影は出来ません。上からの写真を見るとカーブ
を曲り海岸と垂直になった状態で線路は最大7線にまで増やしています。石油関連会社とありタキの入線です。



東燃化学の正門前の踏切です。



この浮島線の最期の分岐箇所「浮島町駅」。直進が本線で右がJOTへの専用線となっています。
直進してもこの先に企業への線路進入は無い為に事実上全ての車両は右折して行く事になります。



このJOTへの専用線のみ一般道路と平行している為に撮影が可能です。一般道路と言っても「進入禁止」と
書かれていないだけなのかも知れませんが普通に走るのはトラック類ばかりで乗用車は完全アウェーです。



すぐのカーブにある踏切名は「三井東圧踏切」と書かれています。



いかにもコンビナート帯を走る専用線と言った雰囲気。ここに来ると踏切に遮断機がありません。
夜だとトラックも走っていなく静かで工場の内部の機械音だけが響き渡ります。「東亜燃料300号踏切」にて。



実はここは2つの踏切が平行しておりもう一つを「JX日鉱日石踏切」といいます。
その踏切から専用線の奥の方を撮影してみるとタンカーが停泊しているのが確認出来ます。
ココは「川崎メンテナンスセンター」と言われる物が有りタンカーの内部洗浄や点検を行っています。



近くまで行ってみます。快晴の為に星も綺麗に写っています。
黒タキもなんか久し振りに見た気がします。表記は「日本石油輸送株式会社」所有のタキ240000型でした。



日本石油輸送株式会社所有のスイッチーも止まっています。この線路は最大で2線分
しか有りません。定かでは有りませんが遠い昔はもっと海岸方まで線路が延びていたのではと推測されます。



さて浮島町から本線へ戻ります。ココからは貨物は入線しない線路です。
セントラル硝子工場前の踏切部ですが線路は錆がもの凄かったです。



踏切内の線路はこの様な感じになっています。



同踏切より線路終端部方面を見たところ。



突き当たり部がもう見えています。かつてはこの先にも線路は続いていたのではないでしょうか。



首都高速の「浮島出入口」付近でポツリと途切れる線路の末端部。浮島駅からココまでの区間は
専用線としての役割は既に果たしておらづ車両は何も来ないと思っていたのですが・・・。



少し古い写真ですが2007年に浮島町駅を撮影した時のもの。先に何も無い本線に黒タキが見えます。



機関車は付いてなく単純にこの「浮島町〜末端」に大量のタキが留置されています。車両には
「倉賀野駅常駐」「郡山駅常駐」などと書かれている物も。踏切部は車が通れる様に連結部分を切り離してありました。



末端部より留置車両を見たところ。置き場が無くココに置いたのか、廃車の為の一時停泊なのか今となっては全て謎。




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