碓氷鉄道文化村へ

群馬県の碓氷鉄道文化村へ行った。ココを目当てに群馬に行った訳ではなかったので見学時間が残念ながらほんの少ししかなく
全部を細かく見る事は出来なかったが平日と言う事もあり館内はガラガラの貸し切り状態であった。そんな現場の様子をば。



碓氷峠と言えばこの「めがね橋」でしょう。旧国道18号沿いにも見る事が出来ます。
「めがね橋」は愛称であり本名は「碓氷第三橋梁」と言います。この橋は国の指定文化財になっています。



橋を下から見上げた所。この橋はいわゆる単線時代の旧線のもの、煉瓦総数200万個という凄さ。



現在のめがね橋の上。遊歩道として整備されています。この橋、見た目では判りませんがもの凄い
勾配になっています。奥に向かって下っておりUターンしてくるのに結構くたびれます。
と言うのもこのトンネルのある横川-軽井沢間は66.7‰(パーミル)という勾配をもっているのです。
‰とは1000mの間の登る(下る)距離を示しています。つまり1kmで66m登っている事をしめしています。



「碓氷第三橋梁」より新線跡を見ます。単線時代はアプト式でした。旧線から新線への切り替えは
1963(昭和38)年に行われアプト式は廃止になりました。アプトと言う名称は設計者の名から取っています。



さて本題の鉄道文化村の入口。退場後に写真を撮った為になんか哀愁がある。入場料も安かった。



入口ゲートの先にはボロボロの189系が。かなり荒れていました。中にも入れますが
「これが特急?」というくらいショボイ内装をしています。外見は現行型より全然格好いいのですが。



こちらは碓氷峠で活躍した電気機関車「EF63」の10号機。あさまのヘッドマークが泣かせます。



EF62型機関車の運転席。電気機関車の運転席には初めて入ったが狭いのなんの。太っていると
シートに座るまでが大変。運転の仕方も全然判りません。拡大写真はコチラに別掲載しています。



資料館の中には各ヘッドマークの展示やアプト式の説明等がありました。1FはHOゲージを利用した
ジオラマとお土産コーナー、それとゲームコーナー(全部鉄道ゲーム)がありました。




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