リバイバル

JRでは国鉄色、私鉄各線でも「リバイバル・カラー」がブームになっていますがまさか京王がこんな事をやるとは思っても
いませんでした。2010年度の全廃が決まっている6000系ですが2009年12月末現在では8両編成が2編成しか残っておらづ
普段でもなかなかお目にかける事が出来なくなってしまいました。そんな中ワンマン対応車の6416Fが若葉台工場の一般公開
に合わせて6000系登場時の塗装に塗り直しされました。正面が"R"になっている所まで再現されているのは嬉しいものです。



6000系はデビュー時の一時だけ"R"にしていましたが角張った車体とマッチしないと言う理由で直線に塗装変更されました。
確かに角張っている方がスタイルに合っていますが今回復刻されたこの塗装はもの凄いサプライズでした。



変更前後の比較写真。実はデビュー時の「6416」と言う車番のロゴはこのスタイルでは無く角張ったロゴであった。
出来ればここも変更してくれればより一層「当時」に近づいたのだがまぁ仕方がないでしょう。アイボリーには赤が合う。





あと細かい所ですが種別幕部の塗装も当時の物に再現されている。写真上がリバイバル塗装、下は現行車。
またサイドに目をやるとかつて6000系のドア上部に付いていた「KTR」マークまでもが付けられている。KTRは旧社名である。



そんな6416は2連なので競馬場線運用に入れば1日中府中市で見る事が可能ですが相方の6417が競馬線に入ると早朝に9000系
と併合して都心まで入る事もあったりします。ワンマン車は基本的に高幡不動留置となっています。

いづれ来る6000系終焉の日。8連は何時消滅してもおかしく無い状況ですが2連と4連はギリギリまで残りそうな気がします。
6416Fがこの塗装になった事により研修センターへの保存はこれになるのかと予想したり。でも折角なので8連のどちらかを
復刻色にし往年の「特急・新宿」で本線を走って欲しいところ。今後6416Fがどうなるのかを見守りたいところ。

(追記:結局のところ保存車は6416では無く予想は大外れ。というか保存車両が全て「新レールランド」へ引っ越ししてしまいました。)






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