福島臨海鉄道(2)
かつての宮下駅の入り口。津波により壊滅した旧小名浜駅を約600mほど泉駅方へ
移設させ新・小名浜駅とした事で事実上「宮下駅」は廃止になりました。配線を移動させたのが分かります。
旧宮下駅構内にはゴロゴロとパーツが。写真は外された腕木式信号機。
東邦亜鉛専用線も小名浜駅が始点となる為に並走区間がかなり長くなっています。
踏切が鳴ったので「??」と思うと小名浜駅からディーゼルが出てきました。
ダイヤにないので何かと思ったら入れ替え作業をしている様です。バラストが新しくなっており
整備されたのが判ります。入れ替えでは踏切の手前ギリギリにまで機関車が接近してきました。
機関車が居なくなり遮断機の上がった踏切から小名浜駅方面を撮影。ポイントが見えます。
2015年現在ココ「小名浜駅」が福島臨海鉄道の終点となっています。
また、東邦亜鉛の専用線は工場から一度ココへ来て機関車を付け替えて泉駅へ行く事になります。
立派なコンテナホームも出来た様です。
新しい小名浜駅は旧駅から泉駅方へ移設されていますので当然旧小名浜駅が気になります。
写真はまだ昔の小名浜駅が写っており現在の駅との位置関係を比較しやすくしています。
なんと旧小名浜駅は更地になっているでは・・・。ショッピングモールが出来るのだとか・・・時既に遅し。
旧写真を見ると貨物駅から更に海方へ線路が延びていた様です。汐留に似ていますね。
その線路だけはかろうじて撤去されないで残っていました・・・って撤去されるでしょうけれど。
現役当時はこの車線を塞ぐ様に遮断機が片側1車線分×2個設置されていました。
通りを渡り終えた線路はそこでプッツリと切れてしまいます。しかし線路跡はそのまま荒地状態で残っています。
ショッピングモールが完成する頃には綺麗に整地され跡形もなくなってしまうと予想されます。
「アクアマリンふくしま」の入口部にもまだ線路が残されていました。
埠頭に続く線路跡。ここら辺には倉庫が多いがどうやら太平洋セメント小名浜S.Sへ続いていた線の様である。
線路は「宇部三菱セメント」内にも引かれていた様で廃線路が敷地内に見える。
かつては写真中央の柵の右の芝にも線路が残り奥まで続いていたが今回は見る事が出来なかった。
ショッピングモール工事の始まった旧小名浜駅跡ですが道路にはまだ駅に入っていく線路が残っていました。
画面左は現行の小名浜駅になりますが既にコチラも線路は無くこの箇所だけ取り残されていました。
同地点の切り返し。泉駅方面を向いて撮影しています。
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