長野電鉄屋代線
2012年4月1日で廃止された屋代線を半年経過した9月に訪問してみました。
しなの鉄道との合流点「屋代」と長野電鉄本線「須坂」を結んでいた屋代線。
まずは「しなの鉄道」の屋代駅へ行ってみます。屋代線はしなの鉄道との共通の改札口を通り
専用ホームへ行くスタイルでした。階段には当時の乗り換え案内を消した後がありました。
専用ホームへの通路はそのまま残っておりロープがされているだけの状態です。
かつてのホームも健在で、まるで模型の様な待合室も存在しています。
レールも延びており撤去はされていません。右端が屋代線のレールです。
駅を出て直ぐの踏切から東屋代方面を向いて撮影しています。
東屋代駅に来ました。○の所に駅名盤がありましたが剥がされており
軽トラックと駅舎が妙にマッチする写真になってしまいました。中を見てみます。
ご挨拶の文面が立てかけられていました。
東屋代駅ホームから屋代方を見たところ。奥に見えるのは北陸新幹線だ。
同駅から雨宮駅方を見たところ。
この雨宮駅もホームに待合室があるだけだが駅名盤は外されていました。
雨宮駅ホームから岩野方を見たところ。草が凄い。
こちらは屋代方を向いて撮影。右の草の中には実はもぅ一つのホームが隠れているんです。
雨宮〜岩野間にある鉄橋。絵になります。
岩野駅近くで初隧道となります。とても素晴らしいポータルです。
旧岩野駅跡です。建物はトイレとしての機能だけを残していました。既に駅という雰囲気はありません。
岩野駅から屋代方を向いています。使われなくなった線路には住民オリジナルの
踏切板が置かれています。コチラは確か小学生の子供が居たと記憶しています。
線路に降りて須坂方を向いて撮影しています。夏の青空が綺麗でした。
岩野→象山口間のカーブ。線路も架線も手つかず状態。
この駅は「象山口」と書いて「ぞうさんぐち」と読みます。
現役時代と変わった所と言えば駅名盤が外されて線路にロープが張られたくらいだった。
象山口から屋代方を写したもの。大きな通りの踏切は線路が取られてしまっている。
松代方を撮影。ホームで育った花が大きくなり過ぎてはみ出している。
唯一の有人駅であった松代駅には駅名盤がそのまま残っており廃駅を感じさせていない。
もっとも鉄道時代の待合室はそのままバスの待合室になった為なのですがね。
駅員が居た時代の窓口には当然カーテンがかかり閉まってはいるものの運賃表も当時のまま残っている。
実はホームへもスルー出来る。驚いた事に廃線になってから何も弄っていなくて
今にも電車が入線して来そうな雰囲気が残っている。何故なんだ・・・(笑)。
松代駅ホームより金井山方を撮影。構内踏切用の遮断機は撤去されていました。
松代駅構内踏切跡より屋代方を撮影。
松代→金井山間にて。リンゴかな?、農園が広がる区間を直進していた線路跡。
何度か長電撮影に来ていますがあまり晴れた記憶が無くココらでも雲が広がってきました。
金井山駅です。駅名盤と自販機は無くなりましたが停車している車は同じです(笑)。
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