長野電鉄屋代線(2)




金井山ホームより須坂方を撮影しています。



同駅より屋代方を撮影しています。ココに限ってではありませんがホーム上の草の成長が凄い事になっています。



金井山〜大室間にあった「牧島踏切」跡近くより撮影。架線の列とトンネルが良い感じ。



トンネル入口に来てみました。模型作りの見本の様です。



トンネル内部には90年の歴史が詰まっている様でした。今後どうなるのでしょうか。



ふと近くの架線柱に目をやると大正14年と記載されているではありませんか。



集落の中にポツリとあった大室駅跡です。遮断機にはブルーシートが掛けられています。



大室駅の待合室。駅名盤を外された跡が残ります。今も自転車置き場になっていたり。



大室駅ホームから須坂方を撮影しています。



隣の信濃川田駅へ来ました。ココはかなり大きなロータリーを持っていますが鉄道が
無くなった今、ほとんど利用する人は居なくなってしまった様です。



この駅にはかつて屋代線を走っていた電車の倉庫になっています。この車両達の運命
は不明ですが良くて保存、そうで無いと解体と言う所なのでしょうか。



ついでなので接近して撮影させてもらいました。方向幕は抜かれていました。



ホームにはブルーシートに身をくるんだ特急型が佇んでいました。現役時代はこんな感じでした。



信濃川田駅を屋代方から須坂方を向いて撮影しています。



ここも味のある駅でした。



この駅が廃止前後の変化が一番感じられませんでした。廃止前と比較して見て下さい。



古民家の様な綿内駅です。他駅同様に駅舎跡はバスやタクシーの待合室として利用されています。



中は綺麗で「絵」が飾られていました。しかしコレは泣けるねー。



構内踏切は撤去されていましたがその他はまんま。須坂方面の様子です。



ホームより屋代方を向いています。最奥部の草の中に1線分隠れています。



コレぞ廃線と言う写真。屋代線全線がこう育つのにはかなりかかりそう。



井上駅です。ココは道路に面したホームなので廃駅と言う感じがあまりしません。



あまりにも綺麗過ぎる廃線で逆に「がっかり?」。須坂方面を向いています。



同駅から屋代方を見たもの。この駅は特に綺麗過ぎます。



終点須坂駅です。ココで本線と合流となります。中央のホーム右よりを屋代線は使用していました。



屋代線が使用していた4番線への通路にある張り紙。向かいの3番は使用しているのでホームへ降りてみます。



コレが現在の4番線。中線を挟んで奥に5番ホームとなっている。
屋代駅と違い全てが長野電鉄のホームなので閉鎖をしている訳ではありません。



駅近くの跨線橋から見た本線と屋代線の分岐。画面右にカーブして消えているのが長野駅方
への本線で直線を進んで奥で右に折れているのが屋代線の廃線跡になります。




まだ廃止から半年しか経過していない廃線とは言え手入れが行き届いておりほとんどの駅舎や待合室は
現役さながらの物だったのが印象的でした。特に屋代駅や松代駅などは本当に当時のまま、と言った感じでした。
通常「廃線」となると鉄道施設は撤去しなくてはならないのですが(だから休止線と言って残している所もある)
屋代線は架線・架線柱・鉄橋等全てがそのまま残されていました。何か意味があるのかと思って調べてみると
松代市を中心にLRTを走らせると言う計画がある様です。ただし計画であり実現するかは不明の様です。

あと数年経過し木島線の様に味が出たら再訪してみても良いかも知れません。




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